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株式会社ケンウッドは、ポータブルHDDオーディオプレーヤー「HD20GA7」と連携可能なコンポの第2弾として、MD/CD/カセットコンポ「SV-3MD」を9月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は43,000円前後の見込み。カラーリングはシルバー(-S)、ゴールド(-N)、ブルー(-L)の3色で、ブルーは限定商品となっている。
別売の専用リンクケーブル「PNC-150」(2,415円)を利用して、HD20GA7と連携できるコンポ。本体前面の専用端子に接続すると、HD20GA7の基本操作をSV-3MD本体の操作ボタン、およびリモコンで行なえる。また、HD20GA7の再生音をSV-3MDのスピーカーで再生できる。なお、HD20GA7と連携できるコンポとしては、HD20GA7と同時に発表された「ES-A5MD」に続く、第2弾となっている。 CD部はCD-R/RWの再生に対応。CDからMDへの4倍速録音に対応し、MD部はMDLP、MDグループ再生もサポートする。カセット部はオートリバース仕様。FM/AMチューナも内蔵している。 豊富な音質調整機能を備えているのが特徴で、アナログ・デバイセズ製ΣDSPを内蔵。7バンド35パターンのパラメトリックイコライザを利用できる「MANUAL EQ」や、サラウンド再生を行なう「3D」機能を組み合わせて、手軽に自分好みの音質が作り出せるという。また、部屋の大きさに合わせた音響特性が10パターンから選べる「プリセットRoom EQ」も備えている。 また、MANUAL EQと3Dを使って作成したオリジナルの音質を、そのままMDに録音する「デジタル・EQ・REC」機能も搭載。さらに、ヘッドフォン端子からの出力を切り替え、ヘッドフォン用アンプをスルーし、録音用信号を出力する「レコーディング・アウト機能」も装備している。ただし、出力はアナログのみとなっている。 アンプ部の最大出力は30W×2ch(6Ω)。入力端子は、アナログと、HDDプレーヤー接続用端子を各1系統用意。出力はヘッドフォン(レックアウト兼用)と、サブウーファプリアウトを各1系統備える。
スピーカーは2ウェイ、2スピーカー。エンクロージャはバスレフ型。2.5cm径のドームツイータと、12cm径のコーン型ウーファを採用。外形寸法は152×212×255mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約2.7kg。メインユニットの外形寸法は180×336×255mm(同)、重量は約5.5kg。
□ケンウッドのホームページ
(2005年8月29日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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