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BSデジタル放送の株式会社ビーエス・アイ(BS-i)は1日、会員制の双方向サービス「BS-iクラブ」を11月30日で終了し、新たに「iアクセス」を12月1日より開始すると発表した。 iアクセスは、BS-iクラブのような会員組織への登録を行なわずに、BSデジタル対応の受信機に住所や名前などの情報を記録して利用可能な双方向サービス。 無料サービスだが、双方向番組に参加したり、アンケートや資料請求などのサービスを受ける際にはその都度約10円の通信費が必要。送信されたデータはパスワードで管理され、記録した情報は放送中にいつでも確認や変更、削除が行なえる。開始に合わせプレゼントキャンペーンを予定しており、決定次第データ放送や同社ホームページで告知するという。 BS-iクラブの終了に先立ち、9月30日でポイントプログラム(i-POINT)を廃止。会員データべースは、サービス終了後も問い合わせ対応のために3カ月間保管された後廃棄される。 BSデジタル受信機内のメモリにも会員情報が記録されているが、転売や譲渡、廃棄の際にはユーザーが消去することを求めており、BSチャンネル766の「BS-iクラブ」→「情報の確認・変更」→「会員情報の消去」で消去が可能。 BS-iクラブでは、2003年7月12日に放送した双方向クイズ番組「TIME OVER」内の双方向CM「タイムパロッチャ」の利用者10,868名の個人情報が、無関係の第三者に流出したことを2004年6月21日に発表していた。 □BS-iのホームページ (2005年9月5日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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