|
Rio Japanは7日、親会社である株式会社ディーアンドエムホールディングス(D&M)が「Rio」ブランドの事業撤退を発表したことに関して、9月の撤退以降も現行製品の店頭在庫に関しては販売を継続。また、カスタマーサポートも引き続き行なうことを明らかにした。 これは、D&Mが8月26日に、「Rio」ブランドで展開するMP3プレーヤーの販売活動を9月末に終了し、全世界的にMP3プレーヤー事業から撤退するという発表に関連したもの。撤退に際してRio Japanは店頭在庫の回収などは行なわず、店頭にある現行製品が無くなるまで販売は継続するという。 また、カスタマサポートに関しても継続して行なう。同社は「サポートの終了時期は決定していないが、現在店頭にある製品を購入したユーザーが十分なサポートを受けられる体制は継続する」としている。
□関連記事
■ LIVE airを33,820円値下げ 同日には、直販サイトでの価格改定も発表。9月9日より有機ELディスプレイを備えたフラッシュメモリ型MP3/WMAプレーヤー「Rio Unite 130」シリーズと、無線接続対応の2.1chアクティブスピーカー「LIVE air」、耳掛け式ヘッドフォン「LIVE gear」の計6モデルで値下げを行なう。各モデルの新価格と値下げ幅は下表の通り。
「LIVE air」は、小型の無線送信ユニットと、受信機を内蔵した2.1chアクティブスピーカーで構成されたシステム。2.4GHz帯を使ったデジタル無線伝送が可能で、ポータブル機器のイヤフォン出力と送信ユニットのステレオミニ入力を接続するだけで、離れた場所のスピーカーから音楽を再生することができる。天面にユニットを備えた円筒形スピーカーが特徴で、上部に透明のリフレクタ板を備えている。 LIVE gearは、Rioとスピーカーメーカーと共同で開発した耳掛け式のヘッドフォン。ハウジング部にアルミパネルを採用し、高級感を持たせたほか、ハンガー部にシリコンイヤーフックを採用し、装着感を向上させている。ユニットはネオジウムマグネットを採用した30mm径。
□Rio Japanのホームページ
(2005年9月7日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|