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株式会社デノンコンシューママーケティングは、DVDオーディオやSACDの再生も可能なユニバーサルプレーヤーの低価格モデル「DVD-1920」を49,800円で発売する。また、2004年7月より発売している上位モデル「DVD-3910」(168,000円)と、「DVD-2910」(94,290円)のカラーバリエーションとして、プレミアムシルバーモデルも発売する。発売日は下表の通り。
■ DVD-1920 2004年8月に発売された「DVD-1910」(46,200円)の後継モデル。新たにVer1.1対応のHDMI出力端子を備えており、映像だけでなくDVDオーディオのマルチチャンネル音声のデジタル伝送が可能。また、スケーリング機能も備えており、480pの映像を720p/1080iにアップコンバート出力できる。 ビデオ用に11bit/216MHzのDACを搭載。I/P変換にはファロージャ製のコンバータを採用している。また、DVDビデオのI/P変換を行なう際に、フィルム/ビデオ素材のどちらかを検出・判断し、適切な処理を行なう「I/Pディテクションモード」も利用可能。マニュアル検出モードも備えている。 音声部には24bit/192kHz対応のDACを搭載。ドルビーデジタル、DTSのデコーダも備えている。また、スピーカー設定やディレイタイムの設定なども行なえ、シアター環境に合わせたセッティグができるという。 対応メディアはDVDビデオ、DVDオーディオ、SACDに加え、DVD-R/RWの再生や、CD-R/RWに記録したMP3/WMA/JPEGの再生にも対応する。特殊再生機能としてDVDビデオの2/4倍ズーム再生が可能。さらに、レジューム、スロー再生、リピート再生、プログラム再生なども利用できる。
フロントパネルはアルミ製で、プレミアムシルバーカラーを採用。出力端子はHDMI、コンポーネント、D2、コンポジット、S映像、光デジタル音声、同軸デジタル音声、アナログ音声(2ch)、アナログ音声(5.1ch)を各1系統用意。外形寸法は435×300×75mm(幅×奥行き×高さ)。重量は2.6kg。
■ DVD-2910/3910のプレミアムシルバーモデル 既発売のDVD-2910/3910はゴールドだが、カラーリングをDVD-1920と同様のプレミアムシルバーに変更したモデル。仕様はゴールドモデルと共通。いずれもユニバーサルプレーヤーとなっている。 DVD-3910は12bit/216MHzの映像DACを採用。音声出力対応HDMIを備え、HDCP対応DVI-D出力×1、DENON LINK×1、i.LINK×1も備える。ビデオ回路には、「D.D.V.C.」を採用。オーディオ面では、独自のアナログ波形再現技術「AL24 Processing Plus」を導入している。外形寸法は434×403×137mm(幅×奥行き×高さ)、重量は9.3kg。
DVD-2910は、DVD-3910から、DENON LINK、i.LINKを省略したモデル。音声対応のHDMIや、HDCP対応DVI-Dは受け継いでいるほか、D.D.V.C、ファロージャ製I/Pコンバータ、スーパーサブエイリアスフィルター、NSV技術なども継承する。外形寸法は434×322×101mm(同)、5.5kg。
□デノンのホームページ
(2005年9月9日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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