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ヤマハ、スピーカー数を選べる新「シネマステーション」
-2/3.1/5.1chを用意。DVDプレーヤー別売


11月上旬発売

標準価格:15,075円~オープンプライス


 ヤマハ株式会社は、シアターシステム「シネマステーション S35」シリーズ4モデルと、オプションのスピーカー、DVDプレーヤーを11月上旬より発売する。型番や価格は下表の通り。

種類 型名 標準価格
(店頭予想価格)
発売時期
2chシステム AVX-S35B オープンプライス
(42,000円前後)
11月上旬
AVX-S35D オープンプライス
(57,000円前後)
3.1chシステム AVX-S35P オープンプライス
(60,000円前後)
5.1chシステム AVX-S35F オープンプライス
(72,000円前後)
2chスピーカー NS-M025 15,750円
3.1chスピーカー NS-P025 39,900円
DVDプレーヤー DVD-S30 オープンプライス
(26,000円前後)

 AVX-S35B/D/P/Fは、いずれも縦置き/横置きが行なえるコンパクトなアンプユニットとスピーカーを組み合わせたシアターシステム。違いはスピーカーの数や種類で、追加用スピーカー「NS-M025」や「NS-P025」により最大5.1chまでアップグレードが可能になる。アンプ部とデザインを合わせたDVDプレーヤー「DVD-S30」は別売。

 アンプ部の最大出力は35W×6ch。ドルビーデジタル/DTS/AACに加え、ドルビープロロジックIIのデコーダ(MOVIE/MUSIC)も内蔵する。ヘッドフォン用のバーチャルサラウンドシステム「サイレントシアター」や「ドルビー・バーチャル・スピーカー」、突発的な大音量を抑える「ナイトリスニングモード」も備える。

 独自のサラウンドモード「シネマDSP」はムービー/ミュージック/スポーツ/ゲームの4モードを搭載する。

 音声入力は、光デジタルを2系統、同軸デジタルとアナログを各1系統備える。音声出力はヘッドフォンを1系統。映像入出力は搭載しない。スピーカー端子は専用端子となっており、ワンタッチで付属のスピーカーケーブルを接続できる。サブウーファ出力も備える。外形寸法は215×305×70mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.6kg。リモコンなどが付属する。


■ NS-M025/P025

 NS-M025は、AVX-S35B/D/Pの追加向けに発売されるフロント/サラウンド用2chスピーカーで、P025は、同じ2chスピーカーと、センタースピーカー、サブウーファのセット。

NS-M025 NS-P025

 フロント/サラウンドスピーカーは、8cm径ウーファと2.5cm計ドーム型ツイータを搭載する密閉式スピーカーで、最大入力は80W。再生周波数帯域は65Hz~40kHz。インピーダンスは6Ω。エンクロージャはリアルウッドウレタン仕上げ。外形寸法はフロント/サラウンドスピーカーが118×132×198mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.5kg。

 P025のセンタースピーカーは7cm径ウーファ2基と2.5cm径ドーム型ツイータを搭載する密閉式。再生周波数帯域は65Hz~40kHz、インピーダンスは6Ω。出力音圧レベルは82dB。外形寸法は285×126×99(幅×奥行き×高さ)、重量は1.9kg。

 同じくP025に含まれるサブウーファは「A-YST II」方式や、低音エネルギーを水平方向に放射する「QD-Bass(キューディー・ベース)」テクノロジを採用。ユニット径は16cm。アンプの出力は130W(5Ω時)。再生周波数帯域は30Hz~180Hz。入力はシステムコネクタと、RCAピンジャックの2系統を用意。外形寸法は190×390×390mm(幅×奥行き×高さ)。重量は9kg。


■ AVX-S35P/F

 AVX-S35P(-Plus-)は、共通のアンプ部と3.1chスピーカーのサラウンドシステム。AVX-S35P(-Full-)は、アンプ部と5.1chスピーカーがセットになったフルシステム。付属スピーカーやサブウーファの仕様はNS-P025と共通。

AVX-S35P AVX-S35F


■ AVX-S35B/D

 AVX-S35B(-Basic-)は、アンプ部と2chスピーカーのシステムで、付属スピーカーは「NS-M025」。AVX-S35D(Deluxe)の付属スピーカーは9月中旬発売の上位モデル「NS-M325」(15,750円)となる。

 「NS-M325」は、ウーファユニットに「アドバンスドPMDウーファ」を採用し、切れ味とS/Nの高い再生音を実現したという。口径は10cm。ツイータにはDC-ダイヤフラム式ドームツイータを採用している。口径は3cm。再生周波数帯域は65Hz~50kHz。インピーダンスは6Ω。出力音圧レベルは86dB。入力端子はバナナプラグ対応のネジ式となっている。外形寸法は150×175×275mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.8kg。

AVX-S35B AVX-S35D


■ DVD-S30

DVD-S30

 S35シリーズのアンプとデザインを合わせたプログレッシブDVDプレーヤー。DVDビデオのほか、DVD±R/RWに録画したビデオモード/VRモードの再生にも対応する。また、CPRM番組を記録したDVD-RWの再生もサポート。NTSC/PAL変換機能も搭載する。

 音楽CDのほか、MP3やJPEGを記録したCD-R/RW再生も可能。MP3を再生しながら同一ディスク上のJPEGを表示することもできる。

 ビデオDACは12bit/108MHz、オーディオDACは24bit/192kHz。映像出力はD2×1、コンポジット×1。音声出力は光デジタル×1、アナログ出力×1を備える。外形寸法は215×315×70mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.4kg。専用リモコンなどが付属する。


□ヤマハのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/2005/05091201.html
□関連記事
【2003年7月30日】ヤマハ、デジタルアンプを採用した5.1chシアターセット
-前面パネルにDSPモードダイレクト切り替えボタンを装備
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【8月5日】ヤマハ、新開発ユニット採用のホームシアタースピーカー
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050805/yamaha1.htm
【8月25日】ヤマハ、小型化した新「シネマステーション」
-フロントスピーカーとサブウーファでサラウンド再生
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050825/yamaha.htm

(2005年9月12日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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