|
株式会社ティアック エソテリック カンパニーは12日、9月13日付けをもって、オランダのメーカー、final社製品の取り扱いを中止すると発表した。 finalは、コンデンサ(エレクトロスタティック)型スピーカーを中心に展開しているオランダのメーカー。ティアック エソテリックカンパニーでは2002年の9月から輸入販売を開始。いずれもコンデンサ型スピーカーで、7台セットの5.1chシステム「Final 0.2 5.1 HomeTheater Speaker System」(1,31万2,500円)と、4台セットの2.1chシステム「Final 0.2 2.1 Stereo Speaker System」(68万2,500円)をリリースした。 各スピーカーの単品発売も実施。国内のスピーカー市場ではコンデンサ型スピーカーが少ないこともあり、コンデンサ型特有の柔らかな再生音や、自然な音場を好むユーザーから支持された。 しかし、「コンデンサ型スピーカーのファンは既に愛用しているスピーカーがある場合が多く、販売台数は思うように伸びなかった」(エソテリックカンパニー)という。また、ハイエンドに分類される価格帯の製品であり、「同価格帯ではダイナミック型スピーカーの音色が支持される傾向が強く、そこに切り込むことができなかった」(同)。
なお、アフターサービスなどは引き続き、エソテリックカンパニーのサービスセンターで受け付ける。
□エソテリックカンパニーのホームページ
(2005年9月13日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|