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三洋、省スペース化した55/45型リアプロTV「GRAFINA」
-「25型CRTと同スペースに設置可能」。約15秒で出画


PTV-55HD1(左)、PTV-45HD1(右)

11月1日発売

標準価格:575,400円(55型)
       470,400円(45型)


 三洋電機株式会社は、液晶リアプロジェクションテレビの新シリーズ「GRAFINA(グラフィナ)」を11月1日より発売する。55型の「PTV-55HD1(K)」と44型の「PTV-45HD1(K)」の2モデルが用意され、価格は55V型が575,400円、45V型が470,400円。

 GRAFINAは、「ウィークデイにはテレビとして、ウィークエンドにはリビングに家族が集まり一緒に大画面で映画を楽しむ」といった使い方を提案する、液晶プロジェクションテレビ。

 最大の特徴は、新開発の光学エンジンにより、薄型/小型化したこと。投射レンズや、リフレクタランプ、クロスリズムなど、光学系を小型化し、55型で業界最薄の奥行き39.7cmを実現。「25型のブラウン管テレビを設置していたコーナーに、55型を設置可能」という。

 液晶パネルの解像度は1,280×720ドット。コントラスト比は1,000:1。10bitフルデジタル処理が可能な新画質補正ICを搭載。鮮鋭感やコントラスト感の向上や、ダイナミックな色表現が可能となったという。さらに、1フレームごとのAPL(平均輝度)や輝度の分布情報、彩度などの情報をリアルタイムに分析し、最適なガンマ補正や輪郭補正、カラーマネージメントを行なうことで高画質化を可能にしている。

 映像モードは標準/ピュアシネマ/クリエイティブシネマ/ダイナミックスポーツ/クティブゲーム/ホットライブ/マイイメージの7モードを用意する。

 チューナは、地上/BS/110度CSデジタルと地上アナログを各1系統装備。入力端子はHDMI×1と、D4×2、コンポーネント×1、S2映像×1、コンポジット×4、アナログ音声×4、アナログRGB(D-Sub15ピン)×1などを装備。出力端子はデジタル放送出力(S映像)と、コンポジット、アナログ音声を各1系統搭載する。

 また、2系統のi.LINKや、デジカメ接続用のUSB 2.0、Ethernet、ウーファ出力などを装備。SDメモリーカードスロットも備えている。ランプは150W UHP。電源投入後約15秒で出画する「クイックオンスタート」も搭載。独自のランプ電流制御や電源の最適化などにより高速出画を可能とした。交換ランプ「POA-LMP96」も用意され、価格は21,000円。

 消費電力は245W(待機時0.9W)。外形寸法/重量は55型が1,294×397×864mm(幅×奥行き×高さ)/39.3kg、45型が1,072×347×731mm/32.8kg。リモコンはメイン/サブの2つが付属する。

 また、55型用のシステムラック「KA-TD-55HD1(63,000円)」と、45型用の「KA-TD-45HD1(60,900円)」もあわせて発売されるほか、25W出力のサブウーファシステム「POA-SW1(34,650円)」も用意される。

□三洋電機のホームページ
http://www.sanyo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0509news-j/0916-1.html
□関連記事
【2004年9月30日】三洋、HD液晶パネルを搭載したリアプロTV
-GR搭載の地上アナログチューナを内蔵
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040930/sanyo.htm

(2005年9月16日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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