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株式会社ジェイ・スポーツ・ブロードキャスティング(J SPORTS)と、株式会社スポーツ・アイ ネットワークは、11月1日を期日とし、両社を合併し、4チャンネルを擁するスポーツ専門局として運営開始することを発表した。存続会社はジェイ・スポーツ・ブロードキャスティング。 J SPORTS、スポーツアイともに、スカパー!やCATVなどでの配信を行なう、スポーツ系映像コンテンツ放送/配給会社大手。JSPORTSは、「JSPORTS 1」、「JSPORTS 2」、「JSPORTS 3」の3チャンネルを放送し、J SPORTSは、CS放送のスカパー!やCATVなど、全国で約465万5,000世帯で視聴可能。スポーツアイは「スポーツ・アイESPN」を放送し、403万8,000世帯の配信を行なっていた。 今回の両社の合併により視聴可能世帯は約650万世帯となり、委託放送事業者としては最大規模になる。放送スポーツチャンネルは野球/サッカー/モータースポーツ/ラグビー/プロレス/格闘技など約25ジャンルに及ぶ。 今年度のプロ野球の放送では、セ・パ 7球団のホームゲーム放送権を保有。サッカーではJリーグをはじめ、イタリアのセリエAやイングランドのプレミアリーグなど、各地域の試合を放送する。運営チャンネルは従来通りの4チャンネルを継続して提供する。 また、合併にあわせて、株式会社スカイパーフェクト・コミュニケーションズがジェイ・スポーツの発行済株式を相対取引により取得。新統合会社の発行済株式の約15%を保有する。スカパー!では、今回の株式取得の理由について、「中期ビジョンに基づく、コンテンツ強化の一環」と説明。「コンテンツの機動的で効率的な獲得と、より視聴者の利便性やニーズに直結したチャンネル編成企画、商品設定、マーケティングなどが可能になる」としている。 □ジェイ・スポーツのホームページ (2005年9月26日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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