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松下電器産業株式会社は4日、50型で初のフルHD解像度対応プラズマディスプレイパネルを開発したと発表した。 今回開発された解像度1,920×1,080ドットのフルHD対応プラズマディスプレイパネルは、同社が11月に発売する65型のフルHDプラズマテレビの高開口率化、高速駆動の技術を採用。リブや蛍光体の微細形成技術を確立したほか、安定した発光を可能にする駆動回路を導入。現行HDパネル並みの開口率と輝度を確保しながら画素の微細化を実現したという。コントラスト比は3,000:1。 8月に同社が65型フルHD対応プラズマテレビを発表した時点で、フルHD対応PDPの展開について、「小型では50型を目安に開発を進めている」としていた。50型でもフルHD解像度を実現したことで、「今後は映像コンテンツや需要動向を見極めながら、画素数だけではないテレビの“高精細化”をユーザーベネフィットの観点で追求する」としている。 □松下電器産業のホームページ (2005年10月4日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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