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株式会社デノンコンシューママーケティングは、一体型DVD/MDオーディオシステム「ラピシア」の新モデルとして「D-MG55DV」を11月上旬に発売する。また、D-MG55DVを5.1ch対応とする3.1chアンプ内蔵サブウーファ「DSW-MG55」と、3chスピーカーパッケージ「SYS-MG55」も10月中旬より発売される。 価格は全てオープンプライスで、店頭予想価格は、「D-MG55DV」が5万円半ば、「DSW-MG55」が10,000円前後、「SYS-MG55」が20,000円前後の見込み。 それぞれ、2004年発売の「D-ME55DV」、「DSW-ME55」、「SYS-ME55」の後継モデルで、D-ME55DVはフロントパネルにポータブルプレーヤーとの接続用にステレオミニ入力を搭載。また、デザイン面で細かな変更が行なわれたが、それ以外の仕様は前モデルとほぼ共通。 ■ D-MG55DV フロントの2スピーカーを利用したバーチャルサラウンド技術「ドルビーバーチャルスピーカー(DVS)」対応のDVD/MDミニコンポ。DVD部はプログレッシブ出力対応で、DVDビデオや音楽CD、MP3を収録したCD-R/RWの再生に対応する。 MD部はMDLPに対応し、2倍速、4倍速の高速録音も可能。音楽DVDなどをMDにアナログ録音する場合でも、トラックナンバーを自動的に記録する「トラックマーク」機能も搭載する。 アンプ部の出力は20W×2ch(6Ω)。ドルビーデジタルやDTS、ドルビープロロジック IIのデコーダを搭載する。また、ヘッドフォンでもバーチャルサラウンド視聴が行なえる「ドルビーヘッドフォン」も搭載している。 映像出力はD2×1、S映像×1、コンポジット×1を装備。音声出力は光出力×1、アナログ音声×1、3.1ch出力×1(センター/サラウンド/サブウーファ)、ヘッドフォンなどを装備。音声入力はアナログ4系統(RCA×3、ステレオミニ×1)、光デジタル1系統を装備する。外形寸法は210×333×145mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.4kg。 スピーカーキャビネットは硬質MDF材。14cm径グラスファイバーウーファ×1と2.5cm径ソフトドームツイータの2ウェイ2スピーカーとなっている。外形寸法は160×231×270mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.9kg(1台)。
■ DSW-MG55
リア/センタースピーカー用の30W×3ch(8Ω)アンプと、サブウーファ用の60Wアンプを搭載したサブウーファ。 16cm径コーン型ウーファを搭載し、再生周波数帯域は30Hz~200Hz。滑り止めとして天然コルク材を採用している。外形寸法は210×385×322mm(幅×奥行き×高さ)、重量は10.3kg。
■ SYS-MG55
DSW-MG55と組み合わせることで、D-MG55DVを5.1ch化できる3chスピーカーシステム。キャビネットにはMDF材を採用している。 リアスピーカーは、8cm径コーンユニット×1を搭載し、最大入力は40W。入力インピーダンスは8Ω。再生周波数帯域は120Hz~20kHz。外形寸法は95×119×140mm(幅×奥行き×高さ)、重量は0.9kg(1台)。 センタースピーカーは5.7cm径コーンユニット×2を搭載し、許容入力は40W。入力インピーダンスは8Ω。再生周波数帯域は120Hz~20kHz。外形寸法は210×165×71mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1kg。
□デノンのホームページ (2005年10月14日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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