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映画やアニメ、ゲーム、コミックなどを秋葉原に集め、各種イベントを開催する「T!FF in AKIHABARA 秋葉原エンタまつり」が、10月22日から30日までの9日間開催されている。初日である22日には、ダイビル内のメインホールでアニメ系のイベントが多数行なわれた。
■ 「Canvas2」のDVD化が決定
ちばテレビほか、全国のU局系にて放送中のアニメ「Canvas2 ~虹色のスケッチ~」のイベント「エリスと霧のプライベートな文化祭」が開催され、ヒロイン・鳳仙エリス役の名塚佳織さんと、桔梗霧役の生天目仁美(なばためひとみ)さんが登場した。 美少女ゲームを原作としたアニメで、主人公は画家を目指しながらも、ある挫折をきっかけに、絵筆を取る事をためらうようになった青年・上倉浩樹。撫子学園大学部の教育学部に入った彼は、美術部の顧問代理として同学園の高等部に赴任。そこで様々な少女たちと出会い、交流することで、本当の自分を取り戻していくという物語。
メインヒロインは、主人公の従妹にして、彼の家に居候している鳳仙エリス。フランス人とのハーフで、主人公を「お兄ちゃん」と呼び、慕っている。桔梗霧は、主人公の幼馴染で、同学園の体育教師。
主人公を巡っての恋愛関係が主となる作品だけに、イベントでも恋愛トークが中心に。生天目さんは中学時代「一目惚れした男の子がいたけれど、友達もその子が好きだとわかって悩んだことがあった」という体験談を披露。会場を大いに盛り上げた。 ほかにも「エンディグで流れる絵は、なぜあんなにキワドイのか?」、「なぜ霧は家にいる時、無意味にシャツがはだけているのか?」など、本編に関する謎について立崎孝史 プロデューサーが「プロデューサーの趣味です」、「お約束です」など、明確な言葉で回答。集まった男性ファンから拍手を浴びた。 さらに、今後の展開として2006年1月27日からDVD化がスタートすることも発表された。第1巻の通常版(KABA-1401/6,090円)には七尾奈留氏描き下ろしジャケットを使用。ブックレット「撫子学園新聞部~撫子通信vol.1」を付属するほか、本編にはワーニング・コメント劇場「エリスバージョン」も収録する。
また、初回限定生産の「永遠の恋心(エターナル・ルージュ)」バージョン(KABA-1301 /8,190円)も用意される。通常版の特典に加え、新田靖成氏描き下ろしを含めたアイキャッチ・イラストを使ったカードセット(各巻3枚予定)と、オリジナルエピソードのドラマCD「撫子演劇クラブ 第1話 鳳仙エリス編」、カードホルダ「撫子アルバム手帳」などを同梱する。
□「Canvas2」の公式サイト
■ 期待の新作アニメ「かりん」の映像が初公開 11月3日からWOWOWノンスクランブルで放送される「かりん」を紹介するイベント、「かりん 真紅姉妹のお倉出し」も開催された。ステージに登場したのは、主人公・真紅果林役の矢作紗友里さんと、彼女の妹・真紅杏樹役の猪口有佳さん。 主人公のかりんは、21世紀の日本で暮らす「吸血鬼一家」の長女。しかし、彼女は日の光もニンニクも平気な変り種の吸血鬼で、血を吸うのではなく、血が増えてしまうという「増血鬼」だった。普段は普通の女子高生として暮らしていたが、近寄ると、なぜか彼女を増血させてしまう転校生・雨水健太の登場で生活は一変してしまう……というラブコメ作品だ。
ことあるごとに増血し、鼻血を噴き出す前代未聞のヒロインを演じるのは矢作さん。声優デビュー作がテレビアニメの主役ということもあり、若干緊張ぎみの彼女だが「オーディションに合格したと聞いた時はビックリして、冗談だと思った」と笑う。 そんな彼女の印象について猪口さんは「アフレコもしっかり演じていて、初めてとは思えないほど。かりんと同じようにとっても可愛い子です」。イベントの中では製作中の本編映像も特別に上映され、集まったファンは一足早く作品の世界に触れることができた。こちらの作品もDVD化に期待したい。
□「かりん」の公式サイト
■ 「IGPX」と「トップをねらえ2!」で盛り上がるバンダイビジュアル
バンダイビジュアルのイベントでは、インターネットラジオ「BEAT NET Radio!」の中の番組「SWEET BEAT EMOTION 秋の特別版」の公開録音が行なわれ、同番組でパーソナリティーを務める三重野瞳さんと、和田琢磨さんが登場。ゲストとしてアニメ「IGPX」と「トップをねらえ2!」の出演者も参加。両作品の紹介も行なわれた。 テレビ朝日、朝日放送、名古屋テレビで放送されているIGPXは、プロダクション I.Gとカートゥーン ネットワークが協力して製作している作品。舞台は西暦2048年の地球。今までのどのモータースポーツより高速でエキサイティングな格闘レース「Immortal Grand Prix」(通称IGPX)を中心に、それを取り巻く人間模様を描いている。 3DCGを使った、人型の高速競技メカ 「IGマシン」同士のバトルと、最高時速600kmというスピード感が特徴。ステージ上の男性である、主人公・タケシ役の三戸耕三さんと、パーソナリティーの和田さんの2人は上映される迫力の映像に「とにかくカッコいい」、「まさにストライクゾーンの映像」と興奮。
また、リズ役の渡辺明乃さん、エイミー役の小野涼子さんがアフレコ中の体験談を披露。3DCGだけでなく、2Dのキャラクターの動きの滑らかさや、細かい動きも印象に残る作品だが、「アフレコする際も、動きや演技が細かくて自然なので、声が当てやすく、演技がしやすい」という。なお、同作品のDVD発売も、2006年2月24日よりスタートする。
続いて、OVAシリーズ「トップをねらえ2!」から、主役のノノを演じる福井裕佳梨さんが登場。10月28日発売の最新巻・第4巻(BCBA-1933/6,090円)の紹介を行なった。 4巻では「ノノがバスターマシンを手に入れられるか否か」が大きな要素になってくるようだが、福井さんによると「物語全体の雰囲気も、これまでと違ってきますので楽しみにしてください」とのこと。 ちなみに、福井さんはアフレコに向けての練習として、家の側の田んぼで「バスターキーック!!」などの叫び声を自主トレ中。和田さんに向かって様々な必殺技を繰り出し、特訓の成果を披露。トーク中はハイテンションな和田さんのナビゲートと、福井さんの天然ボケ、三重野さんの冷静なツッコミが飛び交い、笑いの絶えないステージとなった。
なお、当日の模様はインターネットラジオ「BEAT NET Radio!」の中の番組「SWEET BEAT EMOTION」で聴くことができる。
□「IGPX」の公式サイト
■ 「あまえ隊」が僧衣で登場 アニメ「あまえないでよっ!!」のイベントでは、ヒロイン達の声優で構成する「あまえ隊」が、キャラクターと同じ僧衣で登場。メインヒロイン・南部千歳役の中原麻衣さんは残念ながら欠席だったが、阿刀田結子役の樋口智恵子さん、生稲雛美役の川上とも子さん、為我井さくら役の寺田はるひさん、為我井陽役の新谷良子さん、天川春佳役の渡辺明乃さんが登場。 尼寺「賽円寺」で修行する主人公・里中逸剛と、彼を取り巻く6人の尼僧達が繰り広げるサービスシーン満載のラブ・コメディ。ステージではオープニングの「あふれてゆくのはこの気持ち」から、会場のボルテージは最高潮。印象に残ったストーリーなどのトークを展開した。
DVDは現在、第3巻までがリリースされているが、第4巻は11月23日、第5巻は12月21日に発売予定。価格は各5,040円。各巻にキャストによるオーディオコメンタリーを収めているのが特徴。また、第3巻の初回生産分には「めくれるっ!! 全巻収納BOX」を同梱。描き下ろしイラストを使ったケースで、外側のクリアケースを外すと、秘密の絵が見られる。 また、クリスマスに向けてCDアルバム「あまえないでよっ!! はっぴぃ☆くりすます」が11月2日にリリースされることが明らかにされた。価格は2,000円。CDの中身は同一だが、7パターンのジャケットを用意するのが特徴。ステージでは同アルバムから「ベリーメリー」も歌い上げた。
□「あまえないでよっ!!」公式サイト
□秋葉原エンタまつりのホームページ
(2005年10月27日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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