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オリンパスイメージング株式会社は、「m:robe」ブランドで展開していたオーディオプレーヤー事業を2005年度下期より凍結した。
9日のオリンパス株式会社の決算説明会で明らかにされ、凍結の理由については、「コア事業であるデジタルカメラや光学技術の収益が落ち込んでいることから、これらの事業にリソースを集中するため」としている。なお、デジタルカメラなどコア事業の収益回復が達成されれば、「再参入を含め、再検討する可能性もある」という。 サポートについては、同社サポートセンターで継続する。また、あわせて携帯電話用カメラモジュール事業の凍結と、MO事業の撤退も発表しており、MO事業については市場の縮小を理由に、完全に撤退する方針。 凍結したオーディオプレーヤ事業と撤退するMO事業の上半期(2005年4月~9月)売上高は、あわせて20~30億円規模という。 同社では2004年10月にm:robeシリーズを発表。11月より3.7型タッチパネル液晶搭載の20GB HDDモデル「MR-500i」と、1インチ5GB HDDモデル「MR-100」を発売。また、7月にはフラッシュメモリモデルとして、1型カラー有機EL搭載の「MR-F10」を、9月にはFMチューナ内蔵1.1型有機EL搭載の「MR-F20」を発売している。
□オリンパスのホームページ (2005年11月10日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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