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DVD Forumは、16~17日に開催された最上位組織「Steering Committee」による決議の結果を公開し、HD DVD書換型規格の名称変更を明らかにした。 HD DVD書換型規格については、既に1層20GBの規格化が終了している「HD DVD-Rewritable」を「HD DVD-RW」として推進していたが、9月にはHD DVD-RをベースとしたHD DVD Re-Recordableが、仮称「HD DVD-RR」として提案されていた。 今回このHD DVD-Re-Recordableを「HD DVD-RW」、従来HD DVD-RWのロゴ展開を予定していたHD DVD-Rewritableを「HD DVD-RAM」とすることが決定された。 規格化作業当初は、ランドグルーブ記録の採用により高密度/大容量化を目指したHD DVD-Rewritableを推進していたが、多層化が困難だった。そのため、HD DVD-Rをベースにした1層15GB/2層30GBのHD DVD-Re-Recordableが提案されていた。レコーダ側での対応がよりシンプルになるため、新HD DVD-RW(Re-Recordable)が書換型メディアの中心として、製品化される模様だ。 また、HD DVD-Rの2層ディスクについても「HD DVD-R DL」ロゴの指定が決定したほか、HD DVD-Videoフォーマットによる記録をHD DVD-R/RW/RAMの全書換型規格でサポートし、検討作業に入ることも決定した。さらに、DVD-Videoのリージョン制御について検討を行なう部会の設立も承認された。 現行DVDに関しては、DVD-RW/RAMなどの記録型DVDにおいて、CPRMでコピー保護を行なったDVD-Videoフォーマット記録のサポートが承認された。これは主にネットワークダウンロード型サービスへの応用を想定しているという。 □DVDフォーラムのホームページ(英文) (2005年11月21日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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