JEITA、2005年10月の電子機器国内出荷を発表 －薄型テレビや音声機器は好調。DVDはマイナスに

国内出荷実績推移(金額) 出典：電子情報技術産業協会電子統計委員会

　社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は22日、2005年10月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。液晶テレビやPDPなどが好調で、全体の出荷金額は前年同月比109.2%と3カ月連続で増加し、2,065億円となった。

　映像関連では液晶カラーテレビやPDPの好調により、前年同月比108.6%の1,317億円と3カ月連続のプラスとなった。

　音声関連機器は、前年同月比120.9%の183億円となり、6カ月連続のプラス、4カ月連続の二桁成長となった。JEITAでは「デジタルオーディオプレーヤーが牽引した」と分析している。

　カラーテレビ全体(CRT+液晶テレビ+PDP)は、72万台で前年同月比99.4%と、5カ月連続のマイナスとなった。CRT、液晶、PDPの台数構成比は38.1%、54.6%、7.3%となり、CRTが初めて4割を下回った。

　DVDビデオは前年同月比87.8%の54万5,000台で、再びマイナスとなった。また、DVD録再機も32万7,000台で前年同月比91.7%と減少した。録再機の8割以上を占めるHDD内蔵型も同93.8%となっている。また、再生機は同82.6%と、8カ月連続でマイナス。再生機のうちVTR一体型の占める割合は40%前後で推移しているという。

　ビデオカメラは前年同月比95.6%の9万5,000台で、2カ月連続のマイナスとなった。

□JEITAのホームページ
http://www.jeita.or.jp/
□2005年10月国内出荷実績
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/shipment/2005/ship_10.htm
□関連記事
【10月28日】JEITA、2005年9月の電子機器国内出荷を発表
－音声関連機器が3カ月連続で二桁成長
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20051028/jeita1.htm

(2005年11月24日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

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