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キヤノン、実売6万円のDVカムエントリーモデル
-ジョイスティックや2.7型ワイドモニタ採用


2月中旬発売

標準価格:オープンプライス


 キヤノン株式会社は、低価格なDVカメラ「FV M300」を2月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円前後の見込み。

 2005年2月に発売された「FV M200」の後継機。パーツやデザインの見直しにより、M200よりも幅15mm、高さ1mm、奥行き22mmの小型化を実現。重量(本体のみ)も130g軽量化した370gとなった。外形寸法は約57×109×77mm(幅×奥行き×高さ)。

 レンズは光学20倍ズームレンズ(F1.8~3.6)を採用。ズームのスピードをズームボタンの押し方で変更できる可変速モードに加え、3つの固定スピードから好みの速度を選択可能。35mm換算の焦点距離は、テープ記録時が約43.7~874mm(16:9/手ブレ補正ON)、約40.3~806mm(16:9/手ブレ補正OFF)、約48.1~962mm(4:3)。SDメモリーカード記録時は約40.1~802mm。

 CCDは補色フィルターの総画素数133万画素。1/5型の単板式で、同社独自のカメラ信号処理LSI「DIGIC DV」を搭載する。有効画素数は、動画時で約75万画素(16:9/手ブレ補正ON)、約88万画素(16:9/手ブレ補正OFF)、約69万画素(4:3)。静止画時は約100万画素で撮影できる。

 液晶モニタは2.7型のワイドTFT。約12.3万画素で、アンチグレアに加え、アンチリフレクションの2種類のコーティングが施されている。また、ワンタッチで輝度を上げる「液晶バックライトボタン」も装備しているほか、新たに水平マーカー表示機能を搭載。撮影時に水平方向の傾きの確認が容易に行なえる。

レンズからファインダーにかけて、流れるようなフォルムのデザインを採用 2.7型のワイドTFT液晶モニタを装備 操作部にはジョイスティックを採用

 入出力端子として、専用ケーブルを介してコンポジット、アナログ音声入出力を用意。16:9のワイドモードで撮影したコンテンツを4:3のテレビに出力する際、上下に黒帯を挿入して、アスペクト比を保持するレターボックス表示機能も利用できる。

 SDメモリーカードスロットを備え、JPEG形式の静止画撮影が可能。解像度は1,152×864/640×480ドットから選択。連写性能は秒間約5コマで、1,152×846ドットで10枚、640×480ドットで60枚連写できる。また、Motion JPEG形式での動画撮影もサポートする。

 レンズからファインダーにかけて、流れるようなフォルムのデザインを採用。レンズリングなどには金属パーツを使用している。また、レンズカバーも内蔵しており、レンズ横のスライドスイッチで開閉できる。操作部にはジョイスティックを採用。テープの再生/停止など、親指で操作でき、操作性が大幅に向上したとしている。

 入出力端子はDV入出力と、コンポジット/アナログ音声入出力を装備。USB端子も備えており、静止画をプリンタで直接印刷する「PictBridge」もサポートする。バッテリはBP-208を1個付属。撮影可能時間は、ビューファインダー/液晶モニタ使用時ともに約150分。リモコンやインターフェイスケーブルなども同梱する。

□キヤノンのホームページ
(2月1日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://canon.jp/
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【2005年1月25日】キヤノン、電子式手ぶれ補正のDVカメラ2機種
-実売6万円の入門機も高解像度ワイド撮影に対応
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050125/canon2.htm

(2006年2月1日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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