JEITA、2006年1月の電子機器国内出荷を発表 －五輪前で大型TV好調。デジタルオーディオ実績も追加

国内出荷実績推移(金額) 出典：電子情報技術産業協会電子統計委員会

　社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は22日、2006年1月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。液晶テレビやPDPなどが好調で、全体の出荷金額は前年同月比113.5%と6カ月連続で増加し、1,579億円となった。

　映像関連では液晶カラーテレビやPDPが好調を維持し、前年同月比109.9%の906億円と6カ月連続で増加。JEITAでは、「冬季五輪の前で大型フラットパネルテレビが好調だった」と見ている。

　音声関連機器は、前年同月比165.6%の204億円となり、10カ月連続のプラス、7カ月連続の二桁成長となった。JEITAでは「デジタルオーディオプレーヤーが牽引した」と分析している。なお、1月よりデジタルオーディオプレーヤーの出荷実績も項目に加えられており、1月は60万1,000台。そのうち46万9,000台がフラッシュメモリ搭載型となっている。

　カラーテレビ全体(CRT+液晶テレビ+PDP)は、47万8,000台で前年同月比84.7%と、8カ月連続のマイナスとなった。CRT、液晶、PDPの台数構成比は40.9%、52.8%、6.4%となった。10型以上のうち、16:9サイズが同250.1%の18万3,000台と大きく伸びた。

　PDPは3万台で前年比218.9%となり、6カ月連続の二桁増。引き続き、37型以下がPDP全体の5割以上を占めている。

　DVDビデオは前年同月比88.9%の39万1,000台で、4カ月連続のマイナス。DVD録再機は20万8,000台で同100.1%とプラスに転じたが、録再機の8割以上を占めるHDD内蔵型は、同99.9%の16万4,000台と2カ月連続で減少した。再生機は同78.9%と、11カ月連続でマイナス。 　ビデオカメラは前年同月比109.7%の9万4,000台で、5カ月ぶりに増加した。

□JEITAのホームページ
http://www.jeita.or.jp/
□2006年1月国内出荷実績
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/shipment/2006/ship_01.htm
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【1月27日】JEITA、2005年は液晶がCRT上回る。12月の電子機器国内出荷
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060127/jeita1.htm

(2005年2月22日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

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