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株式会社日本デジタル家電は、HDDレコーダ「ロクラク」シリーズに、HDDを内蔵せず、別途外付けHDDへ録画する「ロクラク Slim」を追加し、4月3日に発売した。同社の直販サイトなどで販売され、価格は、128GBまでのHDDが接続可能な「Eタイプ」が39,800円、400GB×2台まで可能な「Jタイプ」が62,790円、1TB×2台まで対応する「Sタイプ」が83,790円。なお、最大2TBのディスク論理領域に対応し、RAID 1や自動時刻合わせなどに対応した業務用の「Pタイプ」(オープンプライス)も発売する。 地上アナログチューナを1基備え、USB 2.0接続したHDDへのMPEG-2(MP@ML)録画が可能なレコーダ。従来モデルで搭載されていたHDDを省いたほか、iPodやPSP、携帯電話で視聴可能なファイルに変換するPC用ソフトも付属する。各モデルの大きな違いは、接続可能なHDD容量のほか、「Eタイプ」がUSB端子1系統で、「Jタイプ」と「Sタイプ」がUSBを2系統備える点。また、「Sタイプ」はオプションでゴーストリデューサ(21,000円)も追加可能。 録画モードとして、「高画質」、「標準」、「長時間」、「カスタム」が選択可能。「高画質」は720×480ドット/6Mbps、「標準」は720×480ドット/4Mbps、「長時間」は352×480ドット/2Mbpsで、いずれもVBR。音声はそれぞれ224kbps/128kbps/96kbps。カスタムでは720×480/352×480/352×240から選択可能で、映像ビットレートは0.5~6Mbps(VBR)、0.5~7Mbps(CBR)から選べる。音声は64k~384kbps。 外付けHDDのほか、USBメモリや、USB接続のメモリーカードリーダー/ライターへの録画にも対応。USB 2.0対応のスティックメモリ(256MB)も1本付属する。録画形式は「ロクラクTS形式」で、パソコン上で付属のソフトにより再生可能なほか、PS形式への変換も行なえる。 PC用ソフトの「ソフトウェアロクラク」が付属し、PCでUSBメモリにiEPG予約後、ロクラク本体にデータを移動すれば予約録画が可能となる。さらに、付属の変換ソフトにより、録画したファイルをPSPやiPod、携帯電話で視聴可能なMPEG-4ファイルに変換可能となる。付属ソフトの対応OSはWindow 2000/XP。 そのほか、録画中の追いかけ再生や、録画中の別タイトル再生にも対応。録画したファイルの6画面/24画面サムネイル表示にも対応する。 入出力端子として、S映像、コンポジット、アナログ音声を各1系統備える。外形寸法は52×194×141mm(幅×奥行き×高さ)、重量は940g。
□日本デジタル家電のホームページ (2006年4月3日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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