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株式会社東芝は、HDDオーディオプレーヤー「gigabeat」シリーズの新モデルとして、WMV動画再生に対応した「gigabeat S」シリーズを4月28日より発売する。
30GBモデル「gigabeat S30(MES30)」と60GBモデル「gigabeat S60V(MES60V)」の2モデルが用意される。直販サイト「shop1048」価格は、S30が36,000円、S60が46,000円。ボディカラーは30GBがピアノブラック(K)/ピュアホワイト(W)/クリムゾンレッド(R)。60GBモデルはピアノブラック(K)のみ。 2.4型/240×320ドットのカラー液晶を搭載したオーディオプレーヤー。gigabeatシリーズとして初めて動画再生に対応し、Windows Media Video形式の動画を転送/再生できる。対応ビットレートは800kbps以下。同社のビデオカメラgigashotで撮影したMPEG-2映像などは、Windows Media Player 10上でWMVに変換して転送する。
音楽ファイルはWMA/MP3/WAVに加え、WMA 9 Losslessに対応。MP3/WMAの対応ビットレートは4~320kbps。さらに、九州工業大学ヒューマンライフIT開発センターと共同開発した音質改善技術「H2Cテクノロジー」を搭載。約16kHz以上の高音域を独自のアルゴリズムにより補完し、中高音域の自然な再現が可能となったという。 音楽再生時の楽曲検索モードは、アーティスト/アルバム/ジャンル/曲/再生リストなど。イコライザはジャズ/ポップ/ロック/アコースティックなど8種類のモードが選択できる。 OSにはMicrosoftのWindows Mobile software for Portable Media Centerを搭載。Windows XP Media Center Edition(MCE)と同様のメニュー構成でPCとの連携を向上させ、MCE的な音楽/映像の操作感を実現した。また、DRMはWindows Media DRM 10をサポートし、音楽や映像の定額制配信サービスにも対応可能という。 ビデオのほか、JPEG静止画の転送/表示も可能。最大解像度は9,000×6,000ドット。また、S60VのみFMチューナを内蔵する。ヘッドフォン出力は3.5mmのステレオミニジャックで、S60Vではビデオ出力兼用端子となっている。 PCとの接続はUSBで行ない、PC用の連携ソフトとしてWindows Media Player 10を利用。対応OSはWindows XP/XP MCE。バッテリは内蔵リチウムイオン充電池。バッテリ駆動時間は音楽再生時で約12時間、映像再生時で約2.5時間(500kbps/WMV再生時)。USB充電にも対応する。 外形寸法/重量はS30が59.9×99.9×13.2mm(幅×奥行き×高さ)/127g。S60が59.9×99.9×16.2mm/140g。USB変換ケーブルや、ヘッドフォン、CD-ROMなどが付属。また、S60にはAVケーブルも付属する。
□東芝のホームページ ( 2006年4月10日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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