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富士通、Blu-rayドライブ/37型フルHD液晶PC
-デジタル放送のムーブ/ダビング対応


TX95S/D

4月14日より順次発売

標準価格:オープンプライス


 富士通株式会社は、Blu-rayドライブ、37型フルHD液晶ディスプレイを搭載したデスクトップPC「FMV DESKPOWER TX95S/D」など、デジタルチューナ搭載のデスクトップPC計9モデルを4月14日より順次発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格や発売時期は下表の通り。

種類 型番 店頭予想価格 発売時期
TXシリーズ
37型ワイド液晶
Blu-rayドライブ
600GB HDD
TX95S/D 60万円前後 6月末
37型ワイド液晶
DVDスーパーマルチドライブ
400GB HDD
TX90S/D 45万円前後 4月21日
LXシリーズ
20.1型ワイド液晶
DVDスーパーマルチドライブ
400GB HDD
LX90S/D 29万円前後 4月28日
20.1型ワイド液晶
DVDスーパーマルチドライブ
300GB HDD
LX70S/D 25万円前後 4月21日
17型液晶
DVDスーパーマルチドライブ
300GB HDD
メディアタンク同梱
LX50S/DS 27万円台半ば 4月28日
17型液晶
DVDスーパーマルチドライブ
300GB HDD
LX55S/D 24万円前後 4月28日
LX50S/D 22万円台半ば 4月21日
CEシリーズ
20.1型ワイド液晶
DVDスーパーマルチドライブ
400GB HDD
CE65SW/D 25万円前後 4月14日
17型液晶
DVDスーパーマルチドライブ
300GB HDD
CE55S7/D 22万円台半ば


■ TXシリーズ

TX90S/D

 デスクトップの最上位モデル「TX95S/D」は、解像度1,920×1,080ドットのフルHD37型ワイド液晶ディスプレイとの一体型で、記録型Blu-rayドライブも搭載する。なお、Blu-rayドライブの搭載は決定しているが、ドライブの詳細な仕様は未定。

 「TX90S/D」は、同じく37型ワイドのフルHD液晶を搭載するが、光学ドライブはDVD±R DL対応のスーパーマルチドライブで、Blu-rayには対応しない。HDDにハイビジョン映像を残したまま、SD画質(8/4/2Mbps、VBR)にダウンコンバートした映像を1回だけDVD-RAMに記録できる「ダビング」機能を搭載。HDDからDVD-RAMでのムーブにも対応する。ただし、あらかじめダビングモードで録画する必要がある。

 ダビング機能は、録画予約時に1番組(最大2時間)まで指定でき、それ以外の録画予約は全てムーブ扱いとなる。DVDへのダビングが完了すると、他の番組もダビングモードで予約可能となる。

 なお、「TX95S/D」でのBlu-rayディスクへのムーブやダビングに関しては未定だが、AACSの規格化やARIBの認定などの問題がクリアされれば、インターネット経由でのアップグレードで対応可能としており、有償/無償などの面も含め検討しているという。

スピーカー

 そのほかの違いは、CPUやメモリ/HDD容量などで、TX95S/DはPentium D 820(2.80GHz)/1GBメモリ/600GB HDD。TX90S/DはPentium 4 517(2.93GHz)/512MBメモリ/400GB HDD。

 両モデルともデジタルチューナとアナログチューナを各2基搭載し、デジタル/アナログの同時録画が可能。電源オフの状態からすぐにアナログテレビ視聴/録画が行なえるという「インスタントMyMedia」も搭載する。

 ディスプレイはシャープの亀山工場製の液晶パネルを採用。左右20度までのスイーベル機能や、部屋の明るさに合わせて画面の輝度を調整する「自動輝度センサー」も備える。内蔵スピーカーは2.1chで、ヤマハのデジタルアンプを搭載。アンプ出力は5W×2ch+10W(サブウーファ)。

 入力端子として、HDMIを1系統搭載。そのほかの入力端子としてD5×1、S映像×2、コンポジット×2、アナログ音声×3を装備する。なお、映像出力端子は備えていない。外形寸法は1,085×436×741mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約52.5kg。「画面オフ」ボタンなどを備えたテレビ専用リモコンが付属する。

HDMIやD5端子などを搭載 通常のリモコン(左)に加え、テレビ専用リモコン(右)も付属する


■ LXシリーズ

LX90S/D

 液晶ディスプレイ一体型の中級モデル「LXシリーズ」では、5機種でデジタルチューナを搭載。解像度1,680×1,050ドットの20.1型ワイド液晶と400GB HDDを搭載する「LX90S/D」では、ダビング、ムーブ機能も利用できる。そのほかの違いは液晶のサイズやCPUなど。

 デジタルチューナに加え、アナログチューナも1基搭載し、デジタル/アナログの同時録画が可能。「インスタントMyMedia」も搭載する。内蔵スピーカーはチタン振動板を採用した「トランソニック・スピーカー」で、高音のキレや重低音の強化を図っている。


LX55S/D

 LX50S/DSは、内蔵HDD(300GB)のほかに400GB HDDを搭載する外付けの「メディアタンク」が付属。本体HDDの容量が30GB以下になると、自動で古い録画番組からメディアタンクに移動する機能も備えている。メディアタンクは最大10台まで増設可能。

 映像入力はS映像、コンポジットが各1系統。音声入力はアナログ音声を1系統備える。外部への映像出力端子は非搭載。LX90S/Dの外形寸法は594×253×453mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約18.5kg。



■ CEシリーズ

CE65SW/D

 液晶ディスプレイと本体がセパレートのCEシリーズでは、20.1型ワイドの「CE65SW/D」と17型「CE55S7/D」の2モデルにデジタルチューナを搭載。いずれもダビング、ムーブ機能を搭載する。ディスプレイの解像度はいずれも1,680×1,050ドット。HDCP対応のDVI端子を搭載しているが、付属ディスプレイ以外への出力はサポートしない。

 デジタル/アナログの同時録画に対応。「インスタントMyMedia」も搭載する。そのほかの入力端子はS映像、コンポジット、アナログ音声が各1系統。設置台の「フレキシブルベース」を含む外形寸法は190×366×365mm(幅×奥行き×高さ)。フレキシブルベースを除く重量は約8.5kg。


□富士通のホームページ
http://jp.fujitsu.com/
□ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2006/04/11-1.html
□関連記事
【2005年12月20日】【Hothot!】富士通「FMV DESKPOWER LX90R/D」(PC)
~ムーブに加えてダビングもできるHD録画機能
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/1220/hotrev280.htm
【2005年12月19日】富士通、デジタル放送のムーブ/ダビング対応PC
-HD映像をHDDに残したままDVDにSD記録が可能
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20051219/fujitsu.htm
【2005年4月19日】富士通、デジタル放送のHD録画/再生に対応したPC
-専用LSIで暗号化。パソコン初の1080i再生対応
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050419/fujitsu.htm

( 2006年4月11日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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