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パイオニア、前面USB搭載の6.1ch AVアンプ
-WMA9 Pro対応で49,500円


6月上旬発売

標準価格:49,500円


 パイオニア株式会社は、前面にUSB端子を備え、MP3などの圧縮音源を復元する「サウンドレトリバー」も搭載した6.1ch AVアンプ「VSX-516」を6月上旬に発売する。価格は49,500円。

 最大出力100W×6chの6.1ch AVアンプ普及モデル。前面にUSB 1.1端子を搭載し、ストレージクラス対応のポータブルオーディオやUSBメモリなどに収録したMP3/WMA/AACなどの再生が可能。ただし、著作権保護されたファイルの再生はサポートしない。さらに、WMA9 Proにも対応する。

 WMA/MP3/AACの音楽ファイルを再生する場合、圧縮時にカットされた高域/低域の成分などを独自のアルゴリズムで復元する「サウンドレトリバー」を搭載。また、同梱マイクを使って音場設定を自動で行なえる「オートMCACC(Multi Channel Acoustic Calibration System)」も装備する。

 デコード可能なフォーマットはドルビーデジタル、ドルビーデジタルEX、ドルビープロロジック、ドルビープロロジックIIx、DTS、DTS-ES(ディスクリート/マトリクス)、DTS Neo:6、DTS 96/24、AAC。

 アンプ部は全チャンネル同一設計で、パワーアンプ部には、ハイブリッドパワーアンプモジュールPHA(Pioneer Hybrid Amplification)を採用。また、大電流回路と小信号回路の分離や、信号ラインの最短化に配慮した「ダイレクトコンストラクション」構造で、ノイズ混入や回路間の信号干渉を低減するという。

 フリースケール製の48bit DSP(180MIPS)を搭載。DAコンバータは24bit/192kHz。また、デジタル回路を最短化した「デジタルコアエンジン」により、微小信号の再生時における音場の立体感を向上させたとしている。

 映像入力は、D4を2系統、S映像/コンポジット各3系統を搭載。音声入力は、同軸デジタル/光デジタル/アナログ2chが各2系統で、アナログ5.1ch入力も備える。映像出力はD4が1系統、S映像/コンポジットが各2系統。音声出力はサブウーファプリアウト、アナログ2chを各1系統装備。

 局名表示対応のFM/AMチューナも内蔵。消費電力は300Wで、待機時は0.45W。外形寸法は420×352.5×158mm(幅×奥行き×高さ)。重量は8.7kg。

□パイオニアのホームページ
http://www.pioneer.co.jp/
□ニュースリリース
http://pioneer.jp/press/release539-j.html
□関連記事
【2005年6月15日】パイオニア、65,100円のWMA9 Pro対応7.1ch AVアンプ
-オートMCACC搭載。52,500円の6.1chモデルも
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050615/pioneer.htm
【2003年10月8日】パイオニア、世界初のWMA9 Proデコーダを搭載したAVアンプ
-S/PDIFでPCと接続し、ブロードバンド放送もサラウンドで
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20031008/pioneer.htm

( 2006年5月26日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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