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任天堂株式会社は7日、経営方針説明会を開催。ニンテンドーDS Lite、およびニンテンドーDSで使用できるワンセグ放送受信カードを2006年秋頃に発売、価格は1万円以下になることを明らかにした。 同社は2月に開催した「ニンテンドーDS カンファレンス! 2006.春」において、ワンセグ放送の受信を可能とする受信カードを発表。発売は年内で、価格は未定としていた。 岩田社長は説明会の中で、発売時期について「秋頃に売りたいと考えている。その頃は日本全国でワンセグ放送が開始され、カバー範囲も増えるため、時期としてはちょうど良いと考えている」と説明。間もなく正式な発表を行なうとした。 価格についても追って発表するとしながら、「DS、DS Liteとのバランスを考えた時、1万円を越える値段はありえない。DS Liteの半額くらいが1つの基準になるのでは」と発言。DS Liteの価格が16,800円のため、半額の8,500円程度、高くても1万円は超えない値段設定になることを示唆した。 ワンセグ受信カードはDSカセット用のスロットに接続するもので、ロッドアンテナも装備。2画面ディスプレイというDSの特徴を活かし、下側のディスプレイを使ってチャンネル選択を行なう予定。
また、同じく2月のカンファレンスで発表されたDS用Webブラウザ「ニンテンドーDSブラウザー(仮称)」についても言及。発表当時は6月に発売するとアナウンスしていたが、「仕上げに時間をかけているので、1カ月遅れて、7月頃の発売を予定している」(岩田社長)という。
□任天堂のホームページ
(2006年6月8日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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