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ソニーは、デジタルチューナ内蔵のAVパソコン「VAIO type X Living」の2006年夏モデル「VGX-XL71S」を6月20日より受注開始する。直販サイト「ソニースタイル」や、VAIOオーナメード取扱店での受注生産となり、CTOに対応する。 デジタルチューナ付の最小構成価格は214,800円~。デジタルチューナ無しの場合169,800円から。OSはWindows XP Home Edition。
CTOにより、地上/BS/110度CSデジタルチューナを搭載可能なAVパソコン。デジタル録画機能については、録画ソフト「Station TV Digital for VAIO」を最新版のVer.4.0とし、ムーブに対応。録画したデジタル放送番組をSDに変換し、CPRM対応のDVD-RWにムーブ可能となった。画質は3段階(9.4/4.8/2.4Mbps)から選択できる。 また、CATVの周波数変換パススルーをサポートする、番組表のUI変更に対応した。従来は1080i以外の解像度でStation TV Digitalを起動できなかったが、新たに720pでも起動可能とした。 従来モデルと同様にDTCP IPをサポート。Station TV Digitalで録画/再生したデジタル放送のコピーワンスコンテンツをホームネットワーク上の他の機器にHD解像度で伝送できる。デジタル放送番組は、同一の家庭内LAN環境から対応クライアントソフト「VAIO Media Ver.5.0」を利用することで視聴可能となる。
また、地上アナログダブル録画機能も搭載。DoVAIO Ver.1.6」を利用したiEPG予約や、ダブル視聴、おまかせ・まる録などに対応し、付属のリモコンで操作が行なえる。 本体はリビングでの設置を意識した横置きのデザインを採用。外形寸法は430×400×129mm(幅×奥行き×高さ)、重量は10.6~12.5kg。 CPUは、Pentium D 920(2.8GHz)。CTO対応で、メモリは512MB~2GB(デジタルチューナモデルは1GBから)、HDDは250GB~1.5TBから選択可能。チップセットはIntel 945P Express、グラフィックチップはGeForce 6200 with TurboCache、DVDドライブはDVD-R DL対応のDVD-R/RWドライブを搭載する。 出力端子はHDMI×1、D4×1、S映像×1、光デジタル音声×1、S映像×1、コンポジット×1、同軸デジタル×1、アナログ音声×1などを装備。PC用のD-Sub15pinなどは備えておらず、HDMI搭載の液晶テレビなどへの接続を前提としている。 S映像入力×1や、コンポジット入力×1、光デジタル音声入力×1、アナログ音声入力×2(ビデオ入力用×1、PC入力用×1)や、2系統のi.LINKも装備する。オーディオチップとして独自の「Sound Reality」を搭載。また、Felicaポートやメモリースティックスロット、CF/スマートメディア/xD/SDカードスロットなどを備えている。消費電力は約115~125W。 □ソニーのホームページ ( 2006年6月12日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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