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ヤマハ株式会社は、ネットワーク機能を搭載したAVアンプ「DSP-N600」を7月下旬より発売する。価格は99,750円。 定格出力95W×6chのAVアンプにネットワークオーディオ機能や、USBオーディオ再生機能を追加した「ネットワークレシーバー」。 ネットワーク機能は、インターネットラジオや、PC上のMP3/WMAファイル再生などに対応。Windows Media Connect 2.0をインストールしたWindows XP搭載PC上の音楽ファイルの再生が可能で、最大4台までのPCと接続可能となっている。 対応オーディオ形式は、MP3/WMA/WAV。DRM付の音楽ファイル再生には対応しない。また、本体前面にUSB端子も備えており、USBメモリやUSBストレージクラス対応のオーディオプレーヤー上のMP3やWMAの再生も可能となっている。 インターネットラジオ機能は、VTunerのデータベースを採用し、2,000局以上のインターネットラジオ局からリモコンで選局可能。MP3やWMAなどの圧縮音楽の高域情報を補完して、低域を強調する「ミュージックエンハンサー」により、ネットラジオや、MP3/WMAの音質を改善。「音の厚みや伸び、華やかさ、グルーブ感を生き生きと蘇らせる」という。 アンプ部の定格出力は95W×6ch(6Ω)、最大出力は135W×6ch(6Ω)。同社製アンプの基本設計である、「ハイカレントアンプ・テクノロジー」や、「デジタルマキシマムコンセプト」を踏襲しながら、バーブラウン製のDAC/ADCを搭載。さらに、電源部の強化などにより、余裕ある中低域と透明感ある再生性能を実現したという。 ドルビーデジタル EXやDTS-ES、AACなどのデコードに対応するほか、6つのHiFi DSP、9つのCINEMA DSPプログラムなど32種類のサウンドプログラムを搭載。AM/FMチューナも搭載する。 前面にはiPodドック端子を装備し、別売のiPod用ユニバーサル・ドック「YDS-10(10,500円)」を接続することで、Dockコネクタ搭載のiPodの音楽再生や画像/映像表示、アンプ側リモコンによるワイヤレス操作、操作画面のオンスクリーン表示(英語対応)などが可能となる EthernetやUSB、iPodドック端子を装備。入力端子は、D4×3、コンポーネント×3、S映像×3、コンポジット×4、光デジタル×3、同軸デジタル×1、アナログ音声×6、アナログ5.1ch×1、USBなど。出力端子は、D4×1、コンポーネント×1、S映像×1、コンポジット×1、光デジタル×1、アナログ音声×2を装備する。 映像入力信号を種類を問わずコンポーネント信号に変換して出力できる、ビデオアップコンバージョン機能も搭載。TBC(タイムベースコレクタ)も内蔵している。 消費電力は250W。外形寸法は435×393×171mm(幅×奥行き×高さ)、重量は11.7kg。付属のリモコンはアンプ/ソース機器/TVのスライダー切替などを備えた新デザインとし、操作性を向上させたという。 □ヤマハのホームページ ( 2006年6月15日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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