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マイクロソフト株式会社は、Windows Media Techonologyを中心として、映像や音楽をポータブルプレーヤーや携帯電話などで楽しむという提案を目的とした「音楽×映像 持ち出そう! キャンペーン」を東芝やNTTドコモなどと協力して実施。店頭での展開として、ビックカメラ有楽町店と、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaにおいて、Windows XPとポータブルプレーヤーなどを組み合わせたコーナーを6月15日~21日まで設置する。
イベントが行なわれるのは、ビックカメラ有楽町店の1階正面イベントスペースと、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaの昭和通口イベントスペース。いずれも21日までの毎日、午前11時~午後8時の間に実施されている。 店頭では、ワンセグ受信に対応した、Windows Mobile software for Portable Media Center(PMC)搭載の東芝「gigabeat V30T」や「gigabeat S30」、WMA再生に対応したドコモの「F902iS」、ビクターの「XA-HD500」、クリエイティブの「ZEN VISION:M 30GB」、「ZEN VISION 30GB」、「ZEN MICROPHOTO 8GB」、アイリバーの「N12」を展示。
また、店頭デモではWindows XPを使ったポータブルプレーヤーとの連携機能などについての説明も行なわれ、実際に楽曲や動画の転送などの操作が案内される。そのほか、サブスクリプション方式(月額定額制方式)を採用した語学コンテンツ配信サービスを行なう青山キャピタルの「Language Channnel」なども紹介。
マイクロソフト Windows本部 ジェイ・ジェミソン本部長は「このようにデバイス、ソフト関連の企業と共に行なうキャンペーンは世界でも初めての例。東芝やNTTドコモなど強いブランド力を持つ企業と協力できるのはエキサイティングなこと。洗練されたコンシューマが多い日本で、PCを中心としたWindows Mediaの楽しみを理解してもらえることは大きな利益」とした。 同社は5月31日に行なわれた発表会で、Windows Media Player11β日本版公開に合わせ、アイリバー・ジャパンや、NTTドコモ、クリエイティブメディア、東芝、ビクターとの協力を発表。また、サービスパートナーとして青山キャピタル、NTTコミュニケーションズ、ナップスタージャパンとのサブスクリプション方式の配信サービスを行なうことを明らかにしている。 ビックカメラ有楽町店のオーディオ製品担当者である牧野氏は「15日からイベントを開始してまだ2日だが、イベント開始から、ワンセグ対応gigabeatの予約がさらに伸びている。夏商戦に向けて、音楽再生対応携帯電話やポータブルプレーヤー全体の売上もまだ上がり続けるのでは」と期待を寄せている。
さらに牧野氏は「Windows 98 SEやMeユーザーの中にも、iPodを含むポータブルプレーヤーの購入に合わせてXPにアップグレードするという人もいる。Vistaに向けてPC本体を買い控えるという傾向もあるが、キャンペーンを機に“OSを先にアップグレード”という提案も行ないたい」とコメントした。 なお、数量限定でクーポン付きのWindows XPパッケージも用意。購入者全員にMSNミュージックの音楽ダウンロード500円分が提供されるほか、抽選で「gigabeat S30」が50名にプレゼントされるキャンペーンに応募できる。さらに、Windows XP Professional アップグレード版とデジタルオーディオプレイヤーの同時購入で、XPのアップグレード版の購入ポイント還元が10%アップする特典も用意する。 対象となるプレーヤーは、東芝のgigabeat S30、NTTドコモのFOMA F902iS、クリエイティブのZEN VISION:M 30GB/VISION 30GB/MICRO PHOTO 8GB、アイリバーのN12、ビクターのXA-HD50。 □マイクロソフトのホームページ ( 2006年6月16日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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