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株式会社リコーは、DVD+R/RW、DVD+R DL用の著作権保護規格「VCPS(Video Content Protection System)」に対応したDVD+Rディスクを開発。26日より、16倍速のVCPS対応DVD+Rメディアをハードウェアメーカー向けにサンプル出荷開始する。 VCPSは、DVD+R/RW用の著作権保護規格としてHPやPhilipsが開発したもので、ドライブなどのハードウェア側のキーと、ディスクのキーを組み合わせて鍵を生成し、暗号化されたコンテンツの記録/再生を行なう仕組み。 米国では、連邦通信委員会(FCC)、日本では社団法人電波産業会(ARIB)の認可を得ており、対応レコーダやドライブ、ディスクを利用することで、コピーワンス信号が付与された日本のデジタル放送など、コンテンツ保護フラグ付の映像をDVD+R/RWに保存できる。 リコーでは、このVCPSキーをスタンパに反映させるためのスタンパフォーマット装置を開発し、VCPS対応ディスクを実現。VCPSのライセンサーであるPhilipsから認定を取得した。同ディスクのサンプルをハードウェアメーカーに出荷開始し、今後、ハードウェアの発売に合わせて市場投入を行なっていく。 商品化の時期については「ハードウェア次第」。価格については、「未定だが、現在の同仕様のディスクより若干高くなる程度」としている。 □リコーのホームページ ( 2006年6月21日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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