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株式会社フジテレビジョンと株式会社リクルートは27日、ワンセグのデータ放送と地域情報などを連動した情報提供プラットフォームを共同で開発すると発表した。2006年夏より、サービスの1つとして「ワンセグnavi」を、フジテレビに加え、系列局の関西テレビ、東海テレビのデータ放送で実証実験する。 「ワンセグnavi」は、EPGや、番組の広報情報から独自のアプリケーションにより最新番組のトピックやキーワードを抽出、選択することにより、携帯電話のサイト上から現在地または指定したエリアの情報が取得できるサービス。 例えば、番組内でスイーツが特集された時、視聴者が「ワンセグnavi」をクリックするとキーワードとして「プリン」が抽出され、選択すると近くにあるプリンを食べられる店が紹介されるといったイメージ。 グルメ情報以外にも、イベントやコンサート、習い事や旅行などの情報提供を予定。「ワンセグnavi」などの情報提供プラットフォームは、両社に限らず様々なコンテンツプロバイダや放送局と連携を図り、オープンなサービスとして実現を目指しているという。 フジテレビでは7月後半から8月いっぱいまで実証実験を行ない、キーワードの生成や送出状況、ユーザーの利用動向/頻度などを検証。関西テレビと東海テレビでも同様に実験し、結果を共有してより正確な事業性を追求。 フジテレビとリクルートは実験結果を基に事業内容を検討し、2006年10月を目標に合弁会社を設立する予定。ワンセグをきっかけとしたビジネスモデル開発に努めるとしている。
□フジテレビのホームページ ( 2006年6月27日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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