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auは28日、総合音楽サービス「au LISTEN MOBILE SERVICE」(LISMO/リスモ)用のPC向けソフト「au Music Port」においてセキュリティ上の脆弱性があるとして、アップデートプログラムの配布を開始したと発表した。 問題は、同ソフトに搭載されている、GracenoteのCDDB Active Xコントロールに脆弱性がある点で、悪意のある第三者によりプログラムが実行される恐れがあるという。なお、同様の問題がソニーのCONNECT PlayerやSonicStageの一部バージョンでも報告され、アップデータが配布されている。 Gracenoteでは、問題が発見された時点で該当バージョンのCDDB Active Xコントロールを採用するメーカーの全てに問題の内容を告知。「既に対策が取られており、この問題による被害報告はない」としている。 「au Music Port」の最新バージョン「2.1」では、上記の問題修正に加え、楽曲配信サイト「LISMO Music Store」で購入した楽曲や、携帯電話から転送したコンテンツをPC内にバックアップできる機能を追加。なお、バックアップは1日1回のみで、同一バックアップデータのリストアは1回のみに限定される。 また、楽曲再生時の操作がキーボード上で行なえるショートカット機能を追加。そのほか、アドレス帳の登録において、1件につき登録できる電話番号とEメールアドレスの数が3つから5つに増える。 アップデータは「au Music Port」を起動し、ヘルプメニューから更新確認画面を呼び出すと、インターネット経由でダウンロードし、更新可能となる。 □auのホームページ ( 2006年6月28日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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