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松下電器産業株式会社は、世界最大の103V型フルHDプラズマディスプレイを北米業務市場向けに7月10日より受注開始、今秋より納入を開始すると発表した。 103型のPDPは世界最大で、パネル解像度は1,920×1,080ドットのフルHD。1月にラスベガスで開催された2006 International CESで参考出展、2006年内の発売を目指すことを明らかにしていた。CES発表時の画面サイズは226.94×127.66cm(幅×高さ)、対角260.38cmで、50型の約4倍のサイズとなっている。 米国の業務向けが先行した理由については、「超大画面サイズに対するニーズが最も高く、すでに放送局のスタジオモニターや電子看板などの商業用途を中心に活発な引き合いが寄せられているため」としている。 なお、価格については、1月の発表当時は「数百万円レベル」としていたが、「当初は業務向けで、個別の案件のよって価格は異なるため、特に公表していない」という。 今後、全世界で年間5,000台の販売を目指し、尼崎の国内第3工場で生産。ビジネス用途だけでなく、ホームシアター用途も視野に入れ民生展開も図る方針で、業務8割、民生2割の構成比を見込んでいるという。国別の構成比は、北米5割、欧州2割、日本1割、その他2割の見込み。 □松下電器のホームページ ( 2006年7月10日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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