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株式会社ポニーキャニオンは、テレビアニメ「AIR」をBlu-ray Discで11月1日に発売する。本編12話と特別編2話を全て収録したBlu-ray Disc BOXとなっており、価格は29,800円。初回限定生産となっており、発売元はTBS/翼人伝承会。 なお、国内向けのBlu-ray Discタイトルとして発売日がアナウンスされたのは同タイトルが初めて。現在のところ国内向けの据え置き型BDプレーヤーは発表されていないが、PLAYSTATION 3の発売が11月11日に予定されている。 本編ディスク3枚に、本編12話と特別編2話の計14話を収録。さらに、特典ディスクも1枚付属する。映像は16:9のワイドで収録。音声はドルビーデジタルの5.1chと、リニアPCMのステレオ、リニアPCMの5.1chサラウンド、ドルビープロロジックIIの4種類で収録する。 なお、5.1ch音声の制作には、ノラ・ジョーンズのアルバムなどを手掛け、グラミー賞も獲得したマスタリング・エンジニアのテッド・ジャンセン氏が参加している。 特典ディスクには、新作映像を使った2種類のオープニングを収録。BD-BOXのために制作されたというもので、放送時90秒だったオープニングが3分にスケールアップ。「BDという最新スペックの可能性に挑んだ、超美麗映像で感動がよみがえる」という。 さらにDVD「AIR MEMORIES」に収録されたキャストインタビュー「こえのきおく ~MEMORY OF VOICE~」も収録。DVD版のものとは異なり、ボリュームも増加。日本語字幕も入っており、約130分にわたって11人の声優陣が作品の魅力や収録秘話、キャラクターへの想いなどを語る。さらに、約50点のイラストギャラリーも収めている。 BD版「AIR」は、2006 International CESのプレスカンファレンスにおいて、日本市場向けのタイトル「Angel Seekers, from Air」として紹介。2月には公式サイトでもBD化が発表されていた。
「AIR」は、ビジュアルアーツの制作チーム・Keyが手掛けた美少女ゲームを原作としたテレビアニメ。作品全体の完成度の高さに加え、テレビアニメーションの枠を超えるハイクオリティな映像が話題に。アニメーション制作を担当した京都アニメーションの名を広めるキッカケともなった。 舞台は海の見える小さな町。古びた人形を動かす芸をしながら旅を続ける青年・国崎往人は、特異な事情で友達が作れない少女・神尾観鈴と出会う。ひょんな事から観鈴の家で暮らすことになった往人だったが、周囲で不可思議な現象が多発。そして、観鈴は遥か昔、背中に白い翼を持ったお姫様と、彼女を護衛した青年の悲しい恋の物語を夢見るようになる。やがて明らかになっていく観鈴の秘密。そして往人は死んだ母親から「空にいる少女を救って」という言葉を託されていた……。
監督は石原立也。声の出演は小野大輔、川上とも子、久川綾ほか。 (C)VisualArt's/Key/翼人伝承会
□ポニーキャニオンのホームページ
(2006年7月20日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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