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地アナ停波のカウントダウンボードが銀座に出現
-停波までちょうど5年。竹中大臣と地デジ大使が除幕


7月24日カウントダウン開始


竹中平蔵総務大臣(中央)と地上デジタル推進大使が除幕を行なった

 社団法人地上デジタル放送推進協会(D-pa)は24日、総務省で「地上デジタル移行まであと5年! カウントダウンセレモニー」を行なった。

 2006年7月24日は、地上アナログの放送が終了し、地上デジタル放送に完全移行する2011年7月24日のちょうど5年前にあたる。

 同協会ではこの節目に、イメージキャラクターの草なぎ剛さんの写真も入った「カウントダウンボード」を、銀座数寄屋交差点に面するモザイク銀座阪急ビルの広告スペースに「カウントダウンボード」を設置した。

 今回のセレモニーのメインは、このカウントダウンボードの除幕式。総務省の玄関ホールには、モザイク銀座阪急ビルからの映像が生中継され、竹中平蔵総務大臣のスイッチオンで、カウントダウンボードを隠していた風船が放たれ、「あと1,826日」と現れた。

セレモニー会場には、モザイク銀座阪急ビルから、風船を使った除幕の様子が生中継された 無事、「カウントダウンボード」が現れると、竹中平蔵総務大臣と地上デジタル推進大使は拍手して喜んだ

カウントダウンモニュメント

 同協会ではカウントダウンボード以外にも、「カウントダウンモニュメント」を2台作成し、1台は総務省玄関、もう1台は全国各地で利用される。モニュメントには、37インチのディスプレイが組み込まれ、草なぎ剛さんのCMなどのハイビジョン映像が流される。

 また、本日24日から、草なぎ剛さん出演のCMの放送や、ポスター、リーフレットの配布も開始。さらに、卓上式の日めくりカレンダーも、縦型と横型の2種類を用意。縦型を5,000個作成し、全国の市町村や、家電量販店などに、横型はNHKや民放すべての放送局には、配布された。

TV CM 卓上式の日めくりカレンダー ポスター

セレモニーには地上デジタル推進大使6人も出席した。左から日本放送協会の島津有理子アナウンサー、日本テレビ放送網株式会社の馬場典子アナウンサー、株式会社テレビ朝日の丸川珠代アナウンサー、株式会社東京放送の竹内香苗アナウンサー、株式会社テレビ東京の森本智子アナウンサー、株式会社フジテレビジョンの中村仁美アナウンサー(リモコンチャンネル順)
 セレモニーで挨拶に立った、同協会理事長の河合久光氏は、「地上アナログ放送の終了まで、あと5年となった。D-paで、本年度にアナログ終了の認知率50%以上、デジタル受信機の出荷台数を2,000万台以上を達成するといった、大きな目標を掲げ、総務省やメーカー、放送事業者などと連携をとりながら、周知広報を積極的に行なっている」と語った。

 竹中平蔵総務大臣は、「実は、つい先日、ようやく我が家にデジタル対応のテレビセットを買うことができました。私が買うぐらいだから、相当普及しているということでしょう」と語り、「小泉内閣が誕生したのが5年3カ月前。ちょうど、これぐらいの間隔で完全デジタル元年を迎えるのだと、感慨深いものがある」とした。

 また、「先般、ブラジルに行く機会があった。ブラジルで、日本のデジタル放送方式をもとにして規格が作られるということが決定した。日本の方式が海外で採用さるのは、初めて。それだけ、私たちは、時代のフロンティアにいるということ」と話し、完全デジタルへの移行に国民の理解を求めた。

竹中平蔵総務大臣。「カウントダウンボードは通り道なので、毎日、日数が間違っていないか、チェックします」とのこと D-pa協会理事長 河合久光氏 セレモニーは総務省の玄関ロビーで行なわれた

□D-Paのホームページ
http://www.d-pa.org/
□ニュースリリース
http://www.d-pa.org/view_detail.php?no=36
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(2006年7月24日)

[AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]


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