キヤノン、HDVカメラ「XL H1」のボディ単体販売を開始 －広角6倍ズーム「XL 3.4-20.4mm L」も発売

「XL H1ボディ」と「HDビデオレンズ 20倍ズーム XL 5.4-108mm L IS ll」

　キヤノン株式会社は26日、2005年11月下旬に発売したレンズ交換式の同社初のHDVカメラ「XL H1」のボディ単体「XL H1ボディキット」と、レンズ単体「HDビデオレンズ 20倍ズーム XL 5.4-108mm L IS ll」を11月上旬に発売する。価格は、XL H1ボディキットが86万1,000円、HDビデオレンズ 20倍ズーム XL 5.4-108mm L IS llが24万1,500円となっている。

　XL H1は、ボディとHDビデオレンズ 20倍ズーム XL 5.4-108mm L IS llをセットにした「HD20倍ズームレンズキット」のみの販売となっていたが、単体での発売も決定した。なお、HD20倍ズームレンズキットは105万円で、ボディとレンズを別々に購入するよりも、52,500円安価になっている。

キヤノン HD ビデオレンズ 6倍ズーム XL 3.4-20.4mm L

　また、ハイビジョン撮影に対応した「XLマウント」用の広角6倍ズーム「キヤノン HD ビデオレンズ 6倍ズーム XL 3.4-20.4mm L」も11月下旬に発売される。価格は36万7,500円。

　高屈折率・低分散の特長を備えたUAレンズを採用し、コンパクトなサイズで35mm判換算で24.5～147mm(XL H1で使用時)の焦点距離を実現した。 開放F値は1.6～2.6。

　構成する全てのレンズにマルチコーティングを施しているほか、専用の光学設計の見直しにより歪曲収差を大幅に低減。「『HD ビデオLレンズ』の称号にふさわしい高画質を実現した」としている。

　さらに、マニュアルで調整が行なえる絞りリング(XL H1以外は、本体側のアイリスダイヤルで調整)を搭載したほか、2種類の濃度を持つNDフィルターを採用。また、フォーカスやズームを、記憶した所定の位置に移動することが可能なプリセット機能や、焦点を合わせる位置を限定することによりフォーカスの精度を高めるMOD切替え機能などを備えている。

　フィルター径は82mm。外形寸法は107×165mm(直径×全長)、重量1,240g(本体のみ)。

□キヤノンのホームページ
http://canon.jp/
□ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2006-07/pr-xl-x6.html
□製品情報
http://cweb.canon.jp/prodv/xlh1/point1.html#xlx6
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( 2006年7月25日 )

[AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]

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