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松下電器産業株式会社と株式会社東芝の、ブラウン管事業の統合会社である、松下東芝映像ディスプレイ株式会社(MTPD)は26日、マレーシアにおけるブラウン管事業の拠点である「MT映像ディスプレイマレーシア株式会社(MTPDM)」を閉鎖すると発表した。8月で生産を停止し、清算手続きに入る。 MTPDMは、日本や北米向けの輸出用テレビセットへの供給を中心としたブラウン管製造/販売を行なっていた。 閉鎖の理由として「日米市場の薄型テレビの台頭に伴い、ブラウン管需要の低迷と、厳しい価格競争に直面しており、MTPDにおけるブラウン管事業の再編を加速するべく、アジア/中国地域での最適生産体制を見直した結果、MTPDMの操業停止/解散を決定した」としている。 同社は2005年末に欧米のブラウン管事業からの撤退を発表しており、その際に事業の中心をアジア/中国にシフトするとしていた。 □松下電器産業のホームページ ( 2006年7月26日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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