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マイクロソフト株式会社は、ゲーム機「Xbox 360」から20GB HDDやメディアリモコン、D端子ケーブルなどを省き、約1万円低価格化した「Xbox 360コアシステム」を11月2日に発売する。価格は29,800円。なお、発売開始から一定期間内は「発売記念パック」として、同価格で2本のゲームが付属。店頭在庫がなくなり次第、コアシステムのみに切り替わり、これまでの標準パッケージ(39,795円)と併売される。
標準パッケージから20GB HDDとワイヤレスコントローラ、メディアリモコン、D端子付きAVケーブル、LANケーブルを省き、代わりに有線コントローラとコンポジットAVケーブルを同梱した低価格パッケージ。
なお、同日には20GB HDDのみも単体で9,975円で販売される。これをコアシステムに組み込むことで、標準パッケージ版の本体と同等の機能にアップグレード可能。Xbox Liveを使って動画コンテンツやゲームなどもダウンロードできるようになる。 ただし、標準パッケージに付属するメディアリモコンの単体販売は行なわれないため、コアシステムを完全に標準パッケージ版と同じにすることはできない。D端子HD AVケーブルは3,675円で単体発売されている。 また、通常のメディアリモコンは単品販売されないが、より高機能な「ユニバーサルメディアリモコン」が3,150円で同日に単品販売される。通常のものよりも長めのリモコンで、各社のテレビなども操作できることが特徴。Windows XP Media Center Editionの操作も可能なほか、バックライトを使った自照式ボタンを採用している。 標準パッケージ(39,795円)とコアシステム(29,800円)の価格差は9,995円。コアシステムに20GB HDD(9,975円)とユニバーサルメディアリモコン(3,150円)、D端子ケーブル(3,675円)を追加購入すると46,600円となるため、標準パッケージよりも6,805円高価格になる。さらにLANケーブルも必要となる。 ただし、コアシステムには期間限定で「PGR 3 プロジェクト ゴッサム レーシング 3 」と「NINETY-NINE NIGHTS」の2本のゲームソフトが付属する。どちらも同日発売の低価格版「プラチナコレクション」バージョンとなっており、単品での価格は各2,940円。
Xbox 360はDVD-ROMドライブを搭載したゲーム機。標準でDVDビデオのプログレッシブ再生に対応。ゲームタイトルも720p(D4)対応となっており、HD画質を特徴としている。ただし、コアシステムでは別途D端子ケーブルを購入しなければHD映像を表示することはできない。
□マイクロソフトのホームページ
(2006年9月8日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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