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ソニーは、ロケーションフリーのベースステーションから送信された映像を受信できる12.1型の液晶モニタ「LF-12MT1」を11月15日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万円前後の見込み。
タッチパネルを採用した12.1V型の液晶モニタ。解像度は800×600ドット。ロケーションフリー用の液晶モニタとしては2004年3月発売の「LF-X1」が存在するが、X1はベースステーションとのセットモデルだった。LF-12MTはモニタ単体タイプ。サイズは12.1V型でX1と共通だが、デザインや機能は若干異なる。 ベースステーションの従来モデル「LF-PK1」と連携できるほか、10月20日発売の新ベースステーション「LF-PK20」(オープン/実売33,000円前後)とも組み合わせ可能。ただし、LF-PK20で新たにサポートされたMPEG-4 AVC(H.264)フォーマットによる映像受信には対応していない。「比較的高速な通信速度が確保できる屋内での利用を想定しているため」だという サポートフォーマットはMPEG-2/4。無線LANはIEEE802.11 a/b/gに対応。通信距離は室内で約30m。電波の干渉を受けにくいという「通信優先モード」も備えている。
出力0.8W×2chのステレオスピーカーを装備。メモリースティックスロットや、Ethernet、ヘッドフォン端子、USB端子、AV入力を各1系統装備。学習リモコン受光部も備える。電源は内蔵の充電池を利用。連続使用時間は最大約4時間。充電時間はモニタONの場合約3時間、OFFの場合約2時間。外形寸法は34.1×5.3×23.7cm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.3kg。
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■ お風呂ジャケットやクレードルも発売
LF-12MT1専用の「お風呂ジャケット(LFA-F2)」も11月15日に発売される。価格は9,450円。ジャケットを付けることで、お風呂の中でもベースステーションからの映像が楽しめるという。防沫型でJIS防水保護等級4級。完全に水没したり、水につけることはできない。
LF-12MT用とLF-X1用のクレードルも同日に発売される。型番は12MT用が「LFA-C1/B」、X1用が「LFA-C1」で、価格はどちらも11,000円。クレードルに載せたまま映像が見られるほか、クレードル用のACアダプタも同梱。観賞しながら充電もできる。また、モニタ本体だけでなく、別売のバッテリーパックも1個装着/充電可能。ただし、本体とバッテリの両方を同時に充電することはできない。
□ソニーのホームページ
(2006年9月19日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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