◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】
レーベルゲート、WMA配信サイトを「mora win」に変更
-動画配信も開始、ポータブルプレーヤーにも転送可能


9月26日リニューアル


 株式会社レーベルゲートは26日、同社が展開しているWindows Media方式の音楽配信サービス「MusicDrop」を、「mora win」(モーラ ウィン)と改称した。名称変更に加え、従来はWindows Media Playerからアクセスする仕様だったが、Webブラウザーからアクセスして購入可能になった。また、サイトの画面仕様がATARC配信の「mora」(モーラ)と統一され、検索性および視認性が向上したとしている。

 さらに音楽ビデオクリップを中心としたWindows Media Video方式による動画配信サービスも開始。解像度は320×240ドット、ビットレートは800kbps程度。スタート時の配信タイトル数77曲で、年内に1,000曲程度まで増強の予定。販売価格は300円~420円。

 現在の配信元レコード会社は、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント、東芝EMI株式会社、株式会社ワーナーミュージック・ジャパンの3社だが、年内に10社程度まで増やしたいとしている。

 配信設定は、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ワーナーミュージック・ジャパンは3回までポータブルプレーヤーに転送可能、東芝EMIはポータブルプレーヤーへの転送は不可となっている。また、3社ともバックアップ/リカバリーには対応するが、CDへは書き込めない。

 レーベルゲートでは、動画配信の推奨プレーヤーを東芝「gigabeatR Sシリーズ」としており、対応ポータブルプレーヤーとして東芝「gigabeatR V30T」、クリエイティブメディア「ZEN Vision W」などを挙げている。

 また支払い方法についても、クレジットカード決済に加え、プリペイド決済「Mora Music Card」(NET CASH)が使用可能となった。クレジットカード番号またはMora Music CardのIDおよびメールアドレスを一度入力すると、音楽ダウンロードが簡単に行える「ログイン」機能も実装し、会員登録なしに購入できるようになった。

 なお、「MusicDrop」の名称変更と、WMV形式の動画配信は、同社が6月1日付けで7月に行なうと発表した施策。今回、「作業の遅れ」(同社)により、2カ月遅れで実現した。6月1日の発表時には新サービス名を、「Mora (Windows Media Audio形式)(仮)」としていた。

□レーベルゲートのホームページ
http://www.labelgate.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.labelgate.co.jp/news/20060926.html
□「mora win」のホームページ
http://morawin.jp/
□関連記事
【6月1日】Mora、WM DRM10の動画配信を7月開始
-サービス拡大で「MusicDrop」も名称変更
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060601/label.htm

( 2006年9月26日 )

[AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]


00
00  AV Watchホームページ  00
00

Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.