マランツ、フルHD DLPプロジェクタの長焦点モデル －VP-11S1を長焦点化し、ブラックボディを採用

10月発売 標準価格：オープンプライス

　株式会社マランツ コンシューマー マーケティングは、フルHD解像度/1080pのDLPチップを搭載したDLPプロジェクタ「VP-11S1L」を10月より発売する。受注生産製品で、価格はオープンプライス。実売価格は190万円弱の見込み。

　6月に発売した「VP-11S1(189万円)」のレンズを長焦点レンズに変更したフルHD DLPプロジェクタ。米国でニーズの多い長距離投写に対応した長焦点レンズの採用により、16:9/100インチ投写時の投写距離は約4.7m～7mとなる(VP-11S1は3.23～4.7m)。ボディカラーも米国仕様のブラックを採用する。

　そのほかの仕様はVP-11S1と共通で、単板でフルHD解像度を実現するTI製「1080p DLP」チップを搭載。パネルサイズは0.95インチ。パネルドライバーにはTIの「DDP3021」を2個搭載し、並列使用。解像度増により数の増加したミラーの正確な制御と、ガンマ処理の12bit化を実現し、従来比4倍の階調表現を可能とした。

　カラーホイールは直径98mmで、流体軸受けモーターを採用。駆動速度は6倍速(10,800rpm)。カラーフィルターはR×2、G×2、B×2とG+NDフィルターの7セグメント構成を採用し、色再現領域を拡大している。

　レンズはコニカミノルタ製で、レンズシフト機能も搭載。カナダGENNUMと共同開発した10bitビデオプロセッサ「GF9351」を内蔵し、高画質化を図っている。ランプは200WのSHP(超高圧水銀)。

　入力端子はHDMI×2、コンポーネント×2、S映像×1、コンポジット×1、アナログRGB(D-Sub15ピン)。RS-232C端子やDCトリガー端子も装備する。外形寸法は405×481×158mm(幅×奥行き×高さ)、重量は13kg。

□マランツのホームページ
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□製品情報
http://www.marantz.jp/ce/news/press/2006/200600926-vp11s1l.html
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( 2006年9月26日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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