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三洋電機株式会社は、10月1日付けの組織変更を発表。同社でテレビ製品などのAV機器や白物家電を扱うホームエレクトロニクスグループを解散し、新事業体制を構築する。 ホームエレクトロニクスグループの解散とともに、電話やデジタルカメラなどを扱う「パーソナルエレクトロニクスグループ」を「パーソナルモバイルグループ」に、「事業開発グループ」を「ハーモニアス・ソサエティーグループ」に、それぞれ名称変更する。 従来のホームエレクトロニクスグループでは、テレビなどを扱う「AVカンパニー」と、エアコンや冷蔵庫、生活家電などを扱う「HAカンバニー」が事業展開を行なっていた。 AVカンパニーのうち、テレビ事業は、新設の「ハーモニアス・ソサエティグループ」に事業移管、液晶プロジェクタ事業については、パーソナルモバイルグループ DIカンパニーに事業移管される。 テレビが事業移管される、ハーモニアス・ソサエティグループには、HAカンパニーから生活家電事業が移管される。同グループでは、家庭を中心としたライフスタイル提案を図る部門として、各製品間のシナジー創出を目指していくという。 同社のテレビ事業は、8月に構造改革を発表。本社機能となる三洋テレビインターナショナルを、三洋電機100%出資で米国に10月2日付けで設立。また、製品開発を担当する台湾クオンタとの合弁会社三洋電機ビジュアルテクノロジーの設立も発表しているが、同方針に変更はないという。 プロジェクタ事業が移管されるパーソナルモバイルグループ DIカンパニーでは、現在デジタルカメラやビデオカメラ、監視カメラなどの事業を行なっており、イメージング関連製品を集中することで、事業シナジー創出を図る。 □三洋電機のホームページ ( 2006年9月28日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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