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日本放送協会(NHK)は2日、大晦日に放送する「第57回 NHK 紅白歌合戦」の視聴者投票の概要を発表。新たに「ワンセグ審査員」も募集する。 紅/白組の勝ち負けを決める審査において、昨年同様、BS hi/地デジの双方向機能を利用した「デジタルTV審査員」と、PHSを除く携帯電話を利用し、携帯サイト上から投票を行なう「ケータイ審査員」のほか、新たに通信機能を搭載するワンセグ機器から投票する「ワンセグ審査員」の募集も行なう。 ケータイ審査員とワンセグ審査員については、事前申し込みが必要で、募集人数はケータイ審査員が前年から5,000人増えて、15,000人。ワンセグ審査員も15,000人。申し込み受付期間はどちらも11月20日12時~12月12日24時までで、募集人数を超える申し込みがあった場合には抽選となる。デジタルTV審査員は、募集人数の制限はないが、申し込みが必要。申し込み期限は特になく、放送当日の飛び入り参加も行なえる。 さらに、これら審査員への申し込みを行なった利用者の中から、抽選でケータイ/ワンセグ/デジタルTVのそれぞれ各10名、合計30名を「ふるさと審査員」としてNHKホールに招待し、会場で審査を行なってもらう。なお、申し込み期限のないデジタルTV審査員については、12月19日24時の段階で一度受付を締め切って「ふるさと審査員」の抽選を行なう。
NHKでは5年前より紅白歌合戦において、双方向機能を利用した視聴者からの投票受付を行なっていた。毎年システムや投票方法などを検討し、昨年からは携帯電話による投票サービスも開始した。 今年はワンセグでの利用を可能にしたほか、ケータイ審査員の定員数をさらに5,000人増加し、15,000人とした。定員が設定されている点について、編成局デジタルサービス部の田中氏は、「年末は、初詣などの利用者数の増加に伴ってトラフィックも増加する。そのため、携帯キャリア各社とも相談して、通常利用に迷惑のかからない人数を調整し、定員数を設定した」としている。 □NHKのホームページ ( 2006年11月2日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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