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株式会社ピクセラは15日、ワンセグとデジタルラジオに対応する暗号化LSI「PIX-LD010-P00」を開発したと発表した。サンプル価格は400円/個(1万個ロット時)。 ウィルコムが12月5日に発売するW-ZERO3[es]用ワンセグチューナにも搭載されている。
ワンセグ/デジタルラジオチューナからの信号に対して56bitの暗号化を行ない、安全にUSBなどのユーザーアクセスバスに出力するための暗号化LSI。 地上デジタル放送の運用規定を定めるARIBでは、ローカル暗号を用いての暗号化により、コンテンツを保護することが規定されている。同社では本チップをはじめとする同社製USBコントローラやワンセグシリコンチューナなどと組み合わせて開発することで、ワンセグUSBチューナを簡易に設計可能としている。 チューナーからのTS入力信号に対して、シリアル/パラレル変換やパケットのフィルタリング、バッファ機能なども利用できる。 I2Cによる外部制御に対応するほか、FIFOを内蔵する。外形寸法は8×8×1.2mm(縦×横×厚み)で、PFBGAパッケージで提供される。 □ピクセラのホームページ ( 2006年11月15日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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