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ペガシス、WMV/DivX入力に対応した「DVD Author 3 β」
-字幕編集も追加。Core 2 Duoで最大18%高速化


公開期間:11月21日~12月28日


 株式会社ペガシスは、DVDオーサリングソフトのβ版「TMPGEnc DVD Author 3 β」を、同ソフトのバージョン2.0製品版ユーザー向けに、11月21日から12月28日までの限定でダウンロード配布する。対応OSはWindows 2000/XPとVista Release Candidate 2(RC2)。

入力設定画面

 「TMPGEnc DVD Author」は、動画のカット編集、DVDメニュー作成、書き込みまでを行なえるDVDオーサリングソフト。バージョン2からスマートレンダリングに対応しており、フレーム単位のカット編集を行なう際、編集部分のみを再エンコードすることで画質の劣化を抑える。

 バージョン3 β版では、従来のDVDビデオやVR形式のファイルに加え、新たにAVIやWMV、DivX、QuickTimeなどのファイル読み込みに対応。入力ファイルの種類により、スマートレンダリングまたはフルエンコードの選択がを自動で行なわれる。なお、CSSやCPRMなどで著作権保護されたDVDからの読み込みには対応しない。

 また、DivX Ultraのオーサリングにも対応し、同ファイルのメニュー作成も可能。DivX Ultraロゴが付いたプレーヤー(ソフトウェアではバージョン6.4以降)でメニューが利用できる。

 さらに、ユーザーからの要望が多かったという字幕編集機能を搭載。字幕の読み込みに対応するほか、任意のシーンに字幕を入れることが可能になった。字幕は、動画に加えスライドショーに入れることもできる。そのほか、トラック内に、紹介ページなどの情報を追加できる「ノート機能」も搭載する。

字幕編集画面 「ノート機能」で作成した紹介ページ例

 ライティング機能では、DVD±R DL書き込みにも対応するほか、CD-R/RWにも記録可能になった。エンコードエンジンはIntel Core 2 Duoに対応。Core 2 Duo/Extreme拡張命令に最適化することで約5~18%の高速化を実現した。そのほか、ユーザーインターフェイスの見やすさや使いやすさについてもブラッシュアップを行なったという。

 音声の入力対応ファイルはドルビーデジタル(AC3)やWMA、AIFF、WAV(24bit/96kHzリニアPCM対応)、MP3など。出力は、動画がDVDビデオやDivXで、音声はドルビーデジタル(2ch)、WAV、MPEG-1 Audio Layer2(MP2)に対応する。


□ペガシスのホームページ
http://www.pegasys-inc.com/ja/
□ニュースリリース
http://tmpgenc.pegasys-inc.com/ja/press/06_1121.html
□ダウンロードページ
http://tmpgenc.pegasys-inc.com/ja/download/tda30_beta.html
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(2006年11月21日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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