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三洋電機株式会社は、液晶データプロジェクタ5モデルを12月21日より順次発売する。価格や発売日は下表の通り。
■ LP-XF42(K)
1.8型/1,024×768ドットの液晶パネル3枚を搭載した液晶データプロジェクタ。レンズはオプション。ランプは250W UHP×4灯。明るさは9,000ルーメン、コントラスト比は1,100:1。40~600型までの投射に対応。電動レンズシフト機能も備える。 プログレッシブ回路を高画質化、独自の動き適応型ライン補間機能により、滑らかな斜線の表現を図っている。2-3プルダウン対応で、1080i信号もサポート。 10bitデジタルガンマ補正コントロール機能により、滑らかな階調表現と、入力映像に合わせた階調再現のコントロールを実現したという。また、輝度差による色ムラを補正するという3D-AUCC回路や、クロストークキャンセラー、3次元デジタルプログレッシブ回路なども搭載する。 入力端子を4スロット備え、HDCP対応のDVI-IやBNC、D-sub 15ピンにそれぞれRCAのアナログ音声入力を各1系統用意。スロット4は空きスロットとなっている。 3W×2chのステレオスピーカーも内蔵。電源は単層AC200Vで、消費電力は1,500W。外形寸法は581×783×252mm(幅×奥行き×高さ)、重量は36.5kg。リモコン(ワイヤード兼用)や遮光プレート、レンズ取付金具などが付属する。
□製品情報 ■ LP-XT25L(S)/20L(S)
いずれも、1.0型/1,024×768ドットの液晶パネル3枚を搭載し、レンズはオプション。ランプは300W UHP×4灯で共通だが、明るさはLP-XT25L(S)が4,500ルーメン、LP-XT25L(S)が3,800ルーメン。30~300型までの投射に対応する。明るさ以外の仕様はほぼ同じ。上方向に最大50%、左右に最大15%のレンズシフトが可能。デジタル映像信号処理とプログレッシブICを搭載、ジャギーの抑制を図っている。 耐光/耐熱性に優れた「光学補償板」を採用。光学部の長寿命化と信頼性の向上を実現したとしている。また、吸/排気を本体側面の各1カ所に集約。冷却効率を向上させた。設置時の傾斜は、スクリーンに合わせて垂直方向で360度に対応。 S映像とコンポジットの入力端子を搭載。アナログ音声入力も用意する。また、DVI-IとD-sub 15ピン、BNCの映像入力を各1系統、ステレオミニの音声入力を2系統備える。また、D-sub 15ピンの映像出力も装備。 出力1Wのモノラルスピーカーを内蔵。消費電力は430W。外形寸法と重量も共通で、それぞれ348.1×444×156.5mm(幅×奥行き×高さ)、8.1kg。リモコンなどが付属する。
□製品情報 ■ LP-XU87(S)/84(S)
いずれも、0.63型/1,024×768ドットの液晶パネル3枚を搭載するモバイル型。IEEE 802.11b/gの無線LAN機能を内蔵し、Ethernet端子も搭載する。 ランプは200W UHPで共通。明るさとコントラスト比はLP-XU87(S)が2,500ルーメン/500:1、LP-XU85(S)が2,000ルーメン/400:1。レンズは1.57倍の手動ズーム対応(F1.6~2.5)で、投射距離は2.8~4.4m。40~300型までの投射に対応する。明るさとコントラスト以外の仕様はほぼ同じ。動き適応型ライン補間機能により、滑らかな斜線の表現を図っている。 S映像とコンポジットの入力端子を搭載。アナログ音声入力も装備する。また、DVI-IとアナログRGB(D-sub 15ピン)、ステレオミニの音声入力も備える。 出力1W/2.8cm径のモノラルスピーカーを内蔵。消費電力は282W(ランプ「暗」モード時217W)。外形寸法と重量も共通で、294.5×208×69.5mm(幅×奥行き×高さ)、2.6kg。リモコンやUSB型無線LANアダプタなどが付属する。
□製品情報
□三洋電機のホームページ (2006年12月27日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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