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シャープ株式会社は23日、業界最小サイズのワンセグ放送受信用フロントエンドモジュール「VA35JZ9910」を開発したと発表した。サンプル価格は10,000円。量産は1月30日より行ない、月産台数は100万台の予定。
VA35JZ9910は、地上デジタルのワンセグ放送受信用のフロントエンドモジュールで、新開発の高周波ICとOFDM復調ICを独自実装技術により一体化。パッケージサイズを従来製品「VA1A5JZ9902A」に比べ19%減の9×9×1.5mm(縦×横×厚さ)とし、業界最小を実現した。携帯電話などのモバイル機器の小型化に貢献するという。 消費電力も業界最少とする95mW(従来比17%減)。感度は従来製品に比べ1dB改善した-109dBmで、「電波の弱い場所でも良好な受信が可能」としている。 同製品に加え、アンテナやAVデコーダなどワンセグ受信用のリファレンスデザインを用意。開発期間の短縮をサポートするとしている。
□シャープのホームページ ( 2007年1月23日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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