|
価格はともにオープンプライスで、店頭予想価格はDC50が10万円前後、DC200が6万円前後の見込み。月間生産台数はそれぞれ5,000台。
● 総画素数539万CCD搭載「iVIS DC50」
1/2.7型有効画素数約398万(動画)/約500万(静止画)画素のインターレースCCDを搭載したDVDビデオカメラ。2006年3月発売のDVDビデオカメラ「DC40」の後継機となっている。筐体には、連続した曲面で包まれたようなボディラインの「アドバンスド・カバーチャーデザイン」を採用している。 映像エンジンに、同社のハイビジョンカメラで採用している「DIGIC DV II」をDVDカメラとして初搭載。それに伴いシャッター速度1/30秒時の最低被写体照度がDC40の約9luxから、約4.5luxに向上している。 レンズは同社製の光学10倍レンズ(F1.8~3.0)を採用し、手ブレ補正は光学式。35mm換算での焦点距離は、動画時で約44.7~447mm(16:9)、約43.8~438mm(4:3)。静止画時は約39.9~399mm。最短焦点距離は10mm。電源連動した内蔵レンズカバーも装備する。フィルター径は37mm。 記録媒体は8cm DVD-R/RWと、2層のDVD-R DLに対応。記録モードはビデオモードと、VRモード(DVD-RWのみ)。動画記録モードはXP/SP/LPの3モードを用意し、新たにLPモードでも720×480ドットで記録できるようになった。 バッテリは、新開発の大容量バッテリ「BP-214」を同梱。本体も電源駆動部を見直すことで消費電力を低減。さらに、撮影を一時中断する際に、約0.6秒で撮影を再開できる省エネモードでスタンバイする「クイックスタートボタン」も新たに装備した。 液晶モニタは2.7型のワイドTFT液晶で、約12.3万画素。ビューファインダーは0.3型で約12.3万画素のカラー液晶。フラッシュやミニビデオライトも内蔵する。本体にはminiSDカードスロットを備え、miniSDカードとDVDのどちらでも、JPEG形式の静止画撮影が行なえる。解像度は640×480/2,048×1,536/2,592×1,944ドットの3種類。 入出力端子として、専用ケーブルを介してコンポジット、アナログ音声入出力を用意。USB端子も備える。外形寸法は約62×130×90mm(幅×奥行き×高さ)。重量は本体のみで約480g。撮影時で約555g。付属バッテリでの撮影可能時間(XPモード時)は、約135分(ビューファインダー/液晶モニター使用時)となっている。
バッテリパック「BP-214」や、コンパクトパワーアダプタ「CA-570」、ワイヤレスコントローラ「WL-D86」、ステレオビデオケーブル「STV-250N」などが付属。また、DCシリーズ用にカスタマイズされたPC用DVDオーサリングソフト「Roxio MyDVD for Canon」を同梱し、PCとの接続はUSB 2.0を使用する。ワンタッチキャプチャや、未ファイナライズディスクの読み込みなども行なえる。
□「iVIS DC50」製品情報
● 総画素数68万CCDと光学35倍ズームを搭載した「iVIS DC200」
1/6型有効画素数約36万(動画16:9、手ブレ補正ON時)/約45万(静止画)画素のインターレースCCDを搭載したDVDビデオカメラ。 最大の特徴は光学35倍ズームを搭載したこと。同社製の光学35倍レンズ(F2.0~5.0)を採用し、手ブレ補正は電子式。35mm換算での焦点距離は、動画時で約45.8~1,603mm(16:9/手ブレ補正ON)、約41.0~1,435mm(16:9/手ブレ補正OFF)、約49.8~1,743mm(4:3)。静止画時は約43.6~1,526mm。最短焦点距離は10mm。内蔵レンズカバーも装備する。フィルター径は27mm。 ズームはズームレバーを押し込む強さでスピードが調節できる可変速ズームに加え、低/中/高速の3段階の固定ズームスピードから選択できる。 記録媒体は8cm DVD-R/RWと、2層のDVD-R DLに対応。記録モードはビデオモードと、VRモード(DVD-RWのみ)。動画記録モードはXP/SP/LPの3モードを用意。映像エンジンにDC50同様、「DIGIC DV II」を搭載し、シャッター速度1/30秒時の最低被写体照度約5lux、LPモードでの720×480ドット記録を実現している。 バッテリは、「BP-208」を同梱。本体の電源駆動部を見直すことで消費電力を低減。付属バッテリでの撮影可能時間(XPモード時)は、約115分(ビューファインダー)/約110分(液晶モニター使用時)となっている。さらに、撮影を一時中断する際に、約0.7秒で撮影を再開できる省エネモードでスタンバイする「クイックスタートボタン」も装備している。 液晶モニタは2.7型のワイドTFT液晶で、約12.3万画素。ビューファインダーは0.27型約12.3万画素のカラー液晶。JPEG形式の静止画撮影も行なえ、解像度は640×480/1,024×768ドットの2種類。
出力端子として、専用ケーブルを介してコンポジット、アナログ音声出力を備える。外形寸法は約54×128×90mm(幅×奥行き×高さ)。重量は本体のみで約400g。撮影時で約455g。バッテリパック「BP-208」や、コンパクトパワーアダプタ「CA-570」、ステレオビデオケーブル「STV-250N」などが付属する。
□「iVIS DC200」製品情報
□キヤノンのホームページ
(2007年1月31日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|