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三菱電機株式会社は、デジタルレコーダ「楽レコ」の新シリーズとして、デジタルチューナを備えたVHS一体型の3 in 1モデル「DVR-DV740」を2月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12万円前後の見込み。 2006年11月に発売された「DVR-DV635」の上位モデル。デジタルチューナ搭載「楽レコ」の第2弾モデルとなっており、HDD容量がDV635の250GBから400GBに向上。それ以外の主な仕様は共通となっている。 HDDとVHSデッキ、DVDレコーダの3 in 1タイプ。地上/BS/110度CSデジタルと地上アナログチューナを各1系統備えており、デジタル放送と地上アナログの2番組同時録画が可能。HDDとDVD、もしくはHDDにデジタル/アナログを2番組同時録画でき、デジタル放送と外部入力/DV入力との同時録画も可能。 最大の特徴は、デジタル放送のTS録画を行ないながら、同時にSD画質のムーブ用データも録画できること。TS AUTOモードで録画すれば、録画時間を基に、DVD 1枚に収まるデータ容量で最も高画質な画質設定を32段階のモードから自動選択。DVD-R/RWへ高速で高画質なムーブが行なえるという。ただし、ムーブ後はHDDからTSデータ、ムーブ用データともに消去される。 従来の「楽レコ」シリーズと同様に、CMを除く本編のみのプレイリストや、逆にCMのみ再生のプレイリストを自動作成する「オートカットi」も装備。録画したスポーツ番組などを再生する場合、盛り上がった部分のみを再生できる「ハイライト再生」も使用できる。 EPGも備えており、予約録画も可能。3時間以内の放送開始時間変更に対応できる番組追従機能も備えている。HDD/DVD/VHS間で双方向ダビングが可能。i.LINK入力も前面に備えており、DVカメラからの映像をHDD/DVDへダビングすることもできる。ただし、HD録画用カメラには対応していない。 HDMI出力端子を1系統備えており、HDD/DVDに加え、VHSの映像/音声もHDMIで出力可能。電源ON後、約5秒で録画をスタートできる「5秒高速録画スタート機能」を装備。待機電力(表示部点灯時)は4.9Wに抑えている。
そのほかの出力端子はD4×1、S映像×1、コンポジット×1、アナログ音声×1、光デジタル音声×1。入力はS映像×2、コンポジット×2、アナログ音声×2、i.LINK入力×1。消費電力は約59W。外形寸法は435×388×99.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約6.8kg。リモコンが付属する。
□三菱電機のホームページ
(2007年1月31日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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