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株式会社ケンウッドは、PCと接続してUSBオーディオとして利用可能なHi-Fiシステム「NDL」シリーズ2モデルを3月上旬より発売する。価格はオープンプライス。 主な製品仕様と店頭予想価格については、下表の通り。
■ MD搭載の「NDL-100MD」
USB/CD/MD装備のミニコンポ。木目キャビネットのスピーカーが付属し、操作部がブラックのシルバーモデル(-S)と、キャビネット、本体ともに白色のホワイトモデル(-W)の2色を用意する。 USBでPCと接続し、PC上の音声をシステムで再生可能なUSBオーディオ機能を搭載。 USBメモリやマスストレージクラスに対応するオーディオプレーヤーを接続し、メモリ内のMP3ファイル(32~320kbps)再生に対応するUSBホスト機能も備える。ファイルフォーマットはFAT16/32に対応する。そのほか、FMチューナを内蔵する。 CDからMDへは4倍速録音が可能だが、USBメモリなどへの録音機能は搭載しない。なお、2006年10月に発売した「UD」シリーズで備えていたSDカードスロットは搭載していない。 ポータブルオーディオ機器向けの「D.AUDIO」入出力端子を備え、他のオーディオ機器からのアナログ入力やアナログ出力に対応。 DSPはアナログデバイセズ製「Σ DSP」を搭載。デジタル音質調整が可能な「デジタル・サウンド・コントロール」機能が利用可能。 低域再生には、デジタル回路を採用し、低音域のみ補正処理を加える「D-BASS II」を搭載。増幅する周波数帯域は2段階10レベルから選択可能。 イコライザには、音楽のジャンルや好みに合わせて調整できる「EQ EFFECT」を備えるほか、再生するCDごとに最適なイコライジングをワンタッチで自動設定する「ベストフィットEQ」も利用可能。 付属スピーカーは、10cm径のコーン型ウーファユニットと2.5cm径のバランスドーム型ツイータを備える2ウェイ2スピーカーのバスレフ式で、最大入力は20W。アンプ部の最大出力は15W×2ch、インピーダンスは6Ω。 入出力端子類は、D.AUDIO入力1系統、ヘッドフォン兼用のD.AUDIO出力(アナログ)を本体前面に1系統装備するほか、サブウーファ出力を1系統備える。USB端子はPC接続用とホスト機能用をそれぞれ搭載。 本体の外形寸法/重量は180×326×215mm(幅×奥行き×高さ)/5kg。付属スピーカーは130×219×215mm(同)/1.9kg(1本) ■ MD省略/スリムスピーカー採用の「NDL-100」
MDを省略したUSB/CD装備のミニコンポ。本体カラーはシルバーのみ。付属スピーカーにスリム形状のものを採用し、手軽に設置できるモデルとなる。 MDの有無とスピーカー以外の仕様はほぼ同等で、USBホスト機能を備え、USBメモリ内などのMP3再生が可能なほか、PCと接続し、USBオーディオとして利用が可能。DSPや低音補正の「D-BASS II」なども備える。 付属スピーカーは、7cm径コーン型ウーファユニットと2.5cm径バランスドーム型ツイータによる2ウェイ2スピーカーのバスレフ式。最大入力は20W。アンプ部の最大出力は13W×2ch、インピーダンスは8Ω。 入出力端子類は、AUX入力×1、D.AUDIO入力×1、ヘッドフォン兼用D.AUDIO出力(アナログ)×1、サブウーファ出力×1。USBはPC接続/ホスト機能用をそれぞれ装備。 本体の外形寸法/重量は180×326×215mm(幅×奥行き×高さ)/4.3kg。付属スピーカーは140×140×275mm(同)/1.3kg(1本) □ケンウッドのホームページ ( 2007年2月6日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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