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三菱電機株式会社は、液晶テレビ「REAL」シリーズの37/32/26型モデルを4月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は37型「LCD-H37MX70」が25万円前後、32型「LCD-H32MX70」が20万円前後、26型「LCD-H26MX7」が15万円前後の見込み。 いずれも、解像度1,366×768ドットのパネルを搭載した液晶テレビで、37/32型には新開発の高画質化回路「DIAMOND Engine V」を搭載。なお、26型は従来製品と同じ「Diamond Engine IV」を採用する。 チューナはいずれも地上/BS/110度CSデジタルと地上アナログを各1系統内蔵。37/32型はHDMI入力(Ver 1.2a)を2系統備えるが、26型は非搭載。 37/32型は、入力信号に合わせた自動画質/音質調整を行なう「オートジャンル適応画質・音質モード」などを備えた「DIAMOND Engine V」を搭載。映像の明るさを解析して3カテゴリに分類、自動調整するほか、EPGに含まれる番組情報も利用し、最適な画質/音質に調整する。 また、黒つぶれや白飛びなどを防ぎつつコントラスト向上を図る「ダイナミックレベルエクスパンダー」や、バックライトを自動制御する「インテリジェントバックライトコントロール」、デジタル放送の3D DNR回路、カラー調整のナチュラルカラーマトリクスを搭載。 音声面では、同社のDIATONE技術を投入した「DIATONEリニアフェイズ」により、スピーカーユニットの特性や開口部の形状などに合わせた補正に対応。ユニットは6×12cmで、出力は10W×2ch。 また、同日に発売されるフルHDモデル「MZシリーズ」と同様に、視聴者の年代や部屋に合わせた自動画質調整機能の「家庭画質モードII」を搭載。そのほか、リモコンでテレビの向きを動かせる「オートターン機能」や、ゲームでの映像遅延を改善する「ゲームモード」も装備する。 26型は従来機種と同じ「Diamond Engine IV」と「家庭画質モード」を採用。DIATONEリニアフェイズやオートターン機能などは備えていない。 3モデル共通の機能として、2画面表示や静止画キャプチャなどの機能を搭載。音声の速度などを調整して聴きやすくする機能も備える。 入出力端子は、37/32型のみHDMI入力を備える点以外は共通で、D4入力×2、S映像/コンポジット入力×各3、光デジタル音声出力×1、デジタル放送出力用のS映像/コンポジット×各1など。アナログRGB(D-sub 15ピン)やLAN端子も装備。 消費電力は37型が173W、32型が154W、26型が136W。スタンドを含む外形寸法と重量は、37型が914×339×681mm(幅×奥行き×高さ)、20kg。32型が796×314×609mm(同)、16.8kg。26型が665×314×532mm(同)、12.6kg。
( 2007年3月14日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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