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アスク、24bit/192kHz出力対応のサウンドカード
-DSP変更や、DAC/ADC搭載で音質改善


3月23日発売

標準価格:オープンプライス


 株式会社アスクは、DTS Connect対応の7.1chサウンドカード「HDA X-Meridian 7.1」を3月23日より発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は26,000円前後の見込み。

 米Auzentechが開発したPCI接続のサウンドカードで、対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。Windows Vistaについては、現在Auzentechのダウンロードページからベータ版がダウンロード可能となっているが、一部機能が動作しないなどの制限がある。

 2006年8月に発売した「HDA X-Plosion 7.1 DTS Connect」の上位モデルで、DSPとして新たにC-Media製チップ「CMI8788」を搭載。また、DSPから独立してDAC/ADCを備え、DACにはAKM製の「AK4396VF」を4個搭載し、ADCは「AK5385VF」を1個搭載する。

 これらの変更により、新たに8chの24bit/192kHz出力に対応したほか、音質についても向上したという。また、ヘッドフォンアンプICには、TI製「TPA6111A2」を備える。

 その他の特徴はHDA H-Plosion 7.1 DTS Connectと共通で、「DTS Connect」と「Dolby Digital Live」の認証を取得。パソコン内の音声データをリアルタイムで両フォーマットにエンコードする「DTS Interactive」や、MP3/WMA、音楽CDなど、PCの2ch音声を7.1chサラウンドに変換する「Neo:PC」機能を備える。

 パソコンゲームのマルチチャンネル音声をドルビーデジタル/DTSに変換し、出力。デコーダを内蔵したAVアンプなどと接続することで、ノイズの少ない再生が行なえるという。EAX 2.0とDirectSound 3Dにも対応する。

 デジタル出力のほか、7.1chのアナログ出力にも対応。ボード上のOPAMP(オペアンプ)は交換可能になっており、ユーザーが好みの音質を追求できるようになっている。

 入出力端子は、光/同軸デジタル入出力を各1系統装備。アナログはステレオミニ入力を2系統、7.1ch出力を1系統備える。

□アスクのホームページ
http://www.ask-corp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.ask-corp.jp/news/news070326.html
□製品情報
http://www.ask-corp.jp/products/SB123.html
□関連記事
【2006年7月13日】アスク、DTS Connect対応のサウンドカード
-PCの音声をDTS/ドルデジエンコードしてAVアンプへ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060713/ask.htm
【3月24日】サウンド関連の新製品(AKIBA)
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20070324/ni_i_sc.html

( 2007年3月26日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]


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