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アルパイン株式会社は、AV機能を備えたHDDカーナビゲーションシステム「モービル・メディア・ステーション X07」に、地上デジタルの12セグ/ワンセグチューナをセットにした「4+4 スーパー地デジパック」など3種類のセットを4月下旬より順次発売する。
■ モービル・メディア・ステーション X07 4+4 スーパー地デジパック
2006年10月発売の2DINカーナビ「モービル・メディア・ステーション X07」(239,400円~268,800円)に、新製品の12セグ/ワンセグチューナをセットにした製品。チューナ以外は従来モデルと同じ。なお、従来はワンセグ/地上アナログのセットと、アナログのみのセットを用意していた。 チューナ部は、車載に最適なアルゴリズムを採用したという4基の独立したアンテナ/チューナを備えた新製品。受信状況の良いチューナを自動選択することで、より広いエリアでワンセグ/12セグの受信が可能になったとしている。また、ワンセグと12セグの自動切換えにも対応。液晶ディスプレイは7型/解像度800×480ドットで、チューナとはD2端子で接続する。 D2以外の映像出力としてS映像とコンポジットの映像出力を搭載。音声出力はアナログ。チューナ部の外形寸法は164×184×36mm(幅×奥行き×高さ)、重量は950g。 DVD/CD部はDVDビデオのほかに、DVDオーディオやDVD-R/RW、CD-R/RW再生が可能。SDカードスロットも内蔵し、MP3/WMA/AAC再生も行なえる。ただし、音楽配信で購入したファイルなど、DRM付きの楽曲は再生できない。 40GBのHDDも内蔵し、6倍速でのCDリッピングも可能。リッピング時のフォーマットはWMAで、ビットレートは最大128kbps。楽曲に使用できるHDD領域は8GB。そのほか、iPod接続用のケーブルも付属する。 アンプ出力は最大45W×4ch。バーチャルサラウンド機能として、ダイマジックと共同開発した車載用技術「EUPHONY」(ユーフォニー)を採用。音楽ジャンルに関わらず、再生音の車内での定位感や、広がり感などを向上させるという。 ナビ機能としては、走行時に道路を平面的に見やすく、停車時に建物形状を立体化させる「ワンルックマップ」や、走行区間ごとのアクセルワークを採点し、燃費向上を図るという「エコドライブガイド」などを採用する。Bluetooth機能を内蔵し、対応携帯電話によるハンズフリー通話にも可能。 ■ スーパー時短ナビ HD55S Bluetooth内蔵WVGAモニター/ワンセグパック
既発売の1DIN HDDナビユニット「NVA-HD55S」(162,750円)に、オンダッシュ型の7型ディスプレイとワンセグチューナをセットにしたモデル。2DIN用の取り付けブラケットも付属する。 ディスプレイは7型/解像度800×480ドット。Bluetooth機能を内蔵し、対応携帯電話でのハンズフリー通話が可能なほか、A2DP/AVRCP/GAVDPなどのプロファイルもサポート。対応する携帯電話やポータブルプレーヤーの操作がタッチパネル上で行なえる。 ディスプレイ部の外形寸法は178×36×100mm(幅×奥行き×高さ)、重量は283g。
□アルパインのホームページ ( 2007年4月3日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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