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米Microsoftは7日(現地時間)、5月7日に予定しているXbox 360のアップデートにて、Xbox 360と、Windowsで採用されているWindows Live Messengerのサービスを統合。Xbox 360とWindowsパソコンで直接チャットなどができるようになると発表した。同時に、AV関連機能の強化も行なわれる予定。日本でのアップデートも検討中だという。 アップデートの目玉は、Xbox 360とWindows Live Messengerとの間でチャットやビデオチャットが行なえるようになること。Xbox Liveの友達リストと、Messengerの友達リストを結合することもできる。また、チャットをスムーズに行なうために、キーボードを搭載したコントローラも夏にリリースが予定されている。 ほかにも、Xbox Live Marketplaceからダウンロードした動画コンテンツの再生コントロール機能が向上。ダウンロード中の再生、一時停止、早送り/巻き戻しなどが可能。バックグラウンドダウンロード後に電源をOFFにする機能拡張や、ダウンロード進捗状況を示すプログレスバー表示なども追加されるという。 動画フォーマットでは、MPEG-4 AVC/H.264の10Mbpsまでのファイル再生に対応した。プロファイルもBaseline、Main、High profileをサポート。MPEG-4も5MbpsまでのSimple Profileに対応する。 動画再生時のアスペクト比切り替えも可能で、レターボックス表示やズーム、全画面引き伸ばし、ソース解像度などが選択可能。アスペクト比や最後に視聴したポイントの情報は各動画ごとに記録される。様々なデバイスに保存された動画を再生する際に、フォルダ表示モードも利用できるようになる。
ほかにも、HDD内のどのコンテンツが、どれだけのHDD容量を占有しているかがわかりやすい表示モードを搭載。WindowsパソコンからWM DRMで保護されたコンテンツをストリーミング再生する際に、ライセンスに問題があった場合のエラーメッセージ表示など、細かいアップデートも行なわれる。
□米Microsoftのホームページ
(2007年4月10日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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