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マイクロソフト株式会社は11日、Xbox 360においてメッセンジャー機能やAV機能の強化などを行なうアップデートを、日本でも5月8日以降に実施すると発表した。 アップデートによる大きな変更は、Xbox 360とWindows Live Messengerとの間でテキストチャットに対応する点。Xbox Liveと、Messenger両方のフレンドリストをまとめて利用できる。 また、ビデオ再生時の操作性を向上。ファイルを10のチャプタに分割し、現在の早送り/巻き戻しスキップ操作で次のチャプタ/前のチャプタに移動するように変更される。また、再生位置やチャプタなどが分かるタイムバー表示にも対応。 動画フォーマットでは、MPEG-4 AVC/H.264の15Mbpsまでのファイル再生に対応。プロファイルもBaseline、Main、High profileをサポート。MPEG-4も8MbpsまでのSimple Profileに対応する。 利用できる動画のアスペクト比の種類も強化。レターボックス表示やズーム、全画面引き伸ばし、ソース解像度などが選択できる。また、アスペクト比や最後に視聴した時の再生位置は各動画ごとに記録される。 さらに、コンテンツのダウンロード時には低消費電力での動作にも対応。ダウンロード中に電源ボタンを押すと、画面が消えた状態のまま低消費電力でダウンロードを継続するよう設定可能になる。 ほかにも、HDD内のどのコンテンツが、どれだけのHDD容量を占有しているかがわかりやすい表示モードを採用。また、WindowsパソコンからWM DRMで保護されたコンテンツをストリーミング再生する際のレジューム再生に対応する。そのほか、接続された全デバイス内のビデオファイルをフォルダ表示するなどの機能追加が行なわれている。
( 2007年4月11日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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